ブログ小説です☆

 

この夏をエンジョイする学生達のお話しです!

 

読んだ事のない人の為に、ざっくり解説w

事の発端は、6月後半辺り・・・ネロ、秀、イ・ヤムチャ、除闇の4人の男子生徒による屋上での会話から始まった。

来年に(高校3年生)になったら受験が始まってしまう。今のように自由が効かなくなってくるだろう・・・

遊ぶなら今年だ!今年の夏こそ・・・気になる異性との親睦を深めていこう!

夏休みに、女性陣を誘って旅行に行こう!

まずは、旅費を貯める為のアルバイトだ!

 

34話

https://ameblo.jp/rum-xxx-03/entry-12480269991.html

男達が、屋上で密かに旅行の計画を立て始める話です

 

35話

https://ameblo.jp/rum-xxx-03/entry-12482383980.html

バイトの面接に向けて学生達が苦戦する話ですw

 

36話

https://ameblo.jp/rum-xxx-03/entry-12485288019.html

学園の貴公子が、喫茶店の開業という夢に向かって動く話です

 

37話

https://ameblo.jp/rum-xxx-03/entry-12487801418.html

主人公新宿ネロが、始めてのアルバイトをする話です☆

 

38話

https://ameblo.jp/rum-xxx-03/entry-12489858831.html

学園の貴公子が、学園内で喫茶店を開業する話です☆

 

39話

https://ameblo.jp/rum-xxx-03/entry-12493649872.html

学園喫茶の話と、主人公の初夏の恋の話☆

 

40話

https://ameblo.jp/rum-xxx-03/entry-12497442866.html

夏休み・・・夏の旅行に向かう話w 電車の中でも濃いメンバーは熱いですw

電車内で既に熱いしりとり合戦が・・・

 

41話

https://ameblo.jp/rum-xxx-03/entry-12498294871.html

少し遅れて主人公が到着しますw

41話が前回の話となってますw

 

1話から読みたい!という気合の入ってる方は、こちらにURL纏め版があります☆

https://ameblo.jp/rum-xxx-03/entry-12466428862.html

URLをクリック、ワンタッチで各話に進みます☆

 

 

超濃い!

鯖学メンバーと、今回の夏旅行の意気込み紹介☆

 

新宿ネロ(シンジュク ネロ)【主人公】

今回の夏旅行で、4月の時に聴けなかった事を実尋に聴くために、二人でゆっくり話したいという思いを持っている

旅費を稼ぐ為、アルバイトをした際・・・バイト先で出逢った女性の先輩から好意を持たれ、自身もまんざらでは無かった事もあったが・・・

 

 

渋谷実尋(シブヤ ミヒロ)

今回の夏旅行は、メンバーの中ではリーダー的な存在である大崎秀から誘われ参加。生徒会所属でミスコンNO1という才色兼備!

とにかく夏を満喫したい!というキモチでいっぱい。言動からはつかみどころがない彼女だが、ホントの顔は・・・

 

 

大崎秀(オオサキ トオル)

今回の夏旅行の企画者的存在で、実尋と同じく生徒会に所属している周りからは頼られる存在。

彼自身も今回の夏旅行に誘いたかった意中の女性が居たのだが、都合上断念。周りのサポート役にまわり旅行を堪能する事にしたが・・・

 

目黒恋華(メグロ レンカ)

シーズン1では、主人公ネロと一緒に登校、最寄で駅で一緒に弁当を食べる等イロイロフラグが立ち誤解されたツンデレ。

当の本人は、大崎秀にゾッコン!彼(秀)の子供を作ることが目的だったりするギャーギャーうるさい発情期のギンさんの妹ですよコノヤロー☆

 

恵比寿・イ・ヤムチャ(エビス・イ・ヤムチャ)

今回の夏旅行で旅館先を選び出したり、メンバー達の為におすすめグルメ場所を探し当てたりと行動派!

クールな眼差しで、実尋にゾッコンするホットなナイスガイ。バイトで鍛え上げた腕を!見せてやるぜ!

 

神田那智(カンダ ナチ)

中学時代、大崎秀に恋い焦がれ同じ高校へ鯖学へ入学した経緯をもつ、その恋が叶わなぬと知り現在は渋谷実尋に熱い視線を送り続けている・・・

今回の旅も、実尋と一緒に夏を過ごしたい☆というキモチ一色である為、異性への恋心はゼロ?

 

貴公子除闇(プリンスジョアン)【偽名】

その名の通り学園の貴公子。学園内で自身の夢の一つである喫茶店の開業に成功をし、学校の地域交流の場として大きく貢献。

相変わらず、本名は公にしないが・・・今回の旅は、ネロに誘われ参加。学園内でモテモテである彼だが、実は思いを寄せる相手がいるらしい。

 

 

 

【本編】

――午前中は、急なバイトでみんなとの旅行に行く時間が大幅に遅れた俺だが・・・休日出勤してくれた代々木さんのおかげでなんとかみんなの所に行くことが出来た!代々木さん・・・・お土産買いますね!

 

14時頃・・・なんとかメンバーに合流を果たしたネロと秀。一同は、イ・ヤムチャの案内でお昼ご飯を食べに行くことになった。

-ふっふっふ・・・さっきは、みんなの荷物に潰されて気絶してしまい・・荷物運びを志願した俺が、まさかのみんなのお荷物になる・・・・という不覚を取ってしまったが・・・・今度はそうは行かないぜ!メチャクチャ美味いランチタイムを堪能してもらって一気に名誉挽回だぜ!-

「さぁ!腹を空かせたみんなにうってつけの店を紹介するぜ!俺についてきてくれ・・・・」

イ・ヤムチャがメンバー達を案内した店は、お好み焼き屋さんだった。

 

「ほぉ・・・お好み焼きか、気が利くな・・・お好み焼きはオレの好物だ・・・イ・ヤムチャ、除闇からの好感度があがったぞ!」

実尋にアピールするイ・ヤムチャを知ってか知らずか、イ・ヤムチャをおちょくる除闇。

 

「って!野郎の好感度が上がってどうするんだよ!」

イ・ヤムチャは声を大きくしてツッコミを入れた。

 

「・・・・お好み焼き・・・・隣の店は、ラーメン屋・・・・ラーメン屋・・・・ラーメ・・・」

「ちょっと、みひろん!こっちだって・・・・もぉ!ラーメン屋に吸いこまれないでよ・・・・」

空腹のあまり、メンバーから外れ一人隣のラーメン屋に吸いこまれていく実尋の服の裾を引っ張って強引にみんなと一緒のお好み焼き屋に連れ込む恋華。

 

メンバー達が入ったお好み焼き屋は、注文してから自身で焼くスタイルになっていた。

 

 

ジュージュー・・・・

 

「いくぜ・・・・真!狼風風牙お好み焼き拳!!!」

 

「ハィィィィ!!!」

慣れた手つきでお好み焼きをひっくり返すイ・ヤムチャ。

 

「おぉぉぉぉぉ☆」

その姿を見る一同は、いっせいに歓声が沸き起こった。

 

「除闇の好感度がさらに上がった!!よかったな~イ・ヤムチャ・・・・」

「だから、なんでイチイチ野郎のオマエの好感度があがって、俺が喜ばなきゃならんのだ・・・・」

 

「ちょっと・・・カッコよかったかも////ね?実尋?・・・・ん?実尋?」

イ・ヤムチャのお好み焼きを焼く姿を男気を感じ、その同意を実尋に求める那智。しかし、実尋はお好み焼きから少しはみ出した焼きそばの麺をじーっと見ていた。

 

「みひろん・・・それは、焼きそば・・・ラーメンじゃないわよ・・・・」

実尋の心理を察してか、先に恋華がツッコミを入れた。

 

「てへへへへ//////先に言われちった・・・」

実尋は舌を出して笑った。

 

「さぁ~て・・・味をつけるが、ソースと醤油と・・・・どっちがいい?」

イ・ヤムチャは味付けをメンバー達に聴くと・・・・

 

「まぁ、ソースじゃねぇのか?お好み焼きだし・・・・」

とネロが言うと・・・

 

「いや・・・醤油だ・・・・醤油味なら一度ハマるといくらでも食える・・・・」

と除闇が言う。

 

「・・・・・・・・・よーーし、ここは新宿クンとプリンス(除闇)のジャンケンだ!」

実尋が言うと、ネロと除闇がすぐにジャンケンをした。

 

「よーーし!勝った・・・ソースで頼む☆」

ジャンケンの勝者となったネロがイ・ヤムチャに頼んだ。

 

「よーし・・・おかかに、青のりでフィニッシュだ!へ☆こんな鉄板焼き、ウチのバイトの餃子焼くのと変わらないぜ☆」

イ・ヤムチャのつくったお好み焼きは、カナリの出来栄えだった。

 

「うおおおおおおおおおお!!イ・ヤムチャさん・・・・これは、カナリの出来ですね☆さぁ・・・早く食べましょう・・・早朝から14時過ぎまで何も食べてないので・・・・そろそろ・・・・」

実尋が全力で身を乗り出した。

 

イ・ヤムチャは鉄板の上で金属製の‘かえし‘を包丁の様に器用に使い、綺麗に7等分にしメンバー達の皿に盛りつけした。

 

「イケルぞ!!!」

「ん~~~~☆」

「これは☆!!!」

「ふがががが・・・・☆」

「飲み込んでからいえよ・・・・」

ネロ、実尋、秀、恋華は絶賛の評価を送る。除闇も恋華にツッコミを入れた後、目を閉じてうまみを堪能。

 

 

 

「・・・・・・・・・・・・/////////」

-意外だ・・・このオトコにこんな才能があったなんて-

那智は、イ・ヤムチャのチャラそうな見た目と、意外に器用な一面にギャップを感じ静かに頬を赤くした。

 

メンバー達はお好み焼きを堪能した後、腹ごなしに近くのビーチに立ち寄った。

楽しみ方は、様々だった・・・

夏服をアピールする者や

「みひろ~☆さぁ、思いっきり遊びましょう~」

「・・・・いや、ちょっと・・・・ワタシお好み焼きを食べすぎて、今お腹を見せるのは////アハハハ」

 

「ハッハッハッハ・・・さぁ、思いっきり遊ぶぞ~」

自慢の腹筋を披露する者・・・・

 

 

 

「やべ・・・今、サーフィンしたら吐くな・・・こりゃ・・・」

脱いだが、満腹で動けない者も・・・

 

 

「みせてやるぜ☆実は、ここのビーチを見つけた時から、こっそりバイトの後ここに通って波乗りを練習し続けた成果を!!」

大きな波に乗る事に成功したイ・ヤムチャ、実尋がこの姿を見ていてくれているかを確認するが、せっかくの波乗りの姿は、恋華と砂の山を作るのに夢中だった実尋は見ていない。

 

「クッソ・・・・こーなったら、少し大きな声で気づいてもらおう・・・・」

イ・ヤムチャは次の波に乗ると、少し大きな声でカッコよさをアピールした。

 

「ひゃっほー☆キモチがいいぜ!!!!!」

波乗りをカッコよく決めたイ・ヤムチャは、実尋が見ていてくれたかを確認すると、

「おぉ?実尋さんが、こっちを見ていてくれた??やっほーい!実尋さーん!どうでしたか?」

イ・ヤムチャは実尋に出来栄えを聞こうと大きな声で訊ねた。

「イ・ヤムチャさーーん!お魚とれたー???」

実尋が見ていたのは、波乗りが終わって、ボードから海に落ちたイ・ヤムチャの姿だった。

 

「ええええ・・・・クッソ・・・タイミングがずれたか・・・えぇぇい!こーなったら、ボードに乗った状態の時に実尋さんに声をかけるしかない!」

イ・ヤムチャは再度、波乗りに挑戦した。

今度来た波は、練習の時より大きな波だった。

-マズイ・・・この大きな波は、失敗の可能性がある・・・・失敗したら、またお魚・・・とか言われてしまう・・・-

「イ・ヤムチャさーーん!頑張ってぇぇぇ!」

「!!!応援してくれてる・・・こーなったら、意地でもタイミングを合わせるんだ・・・」

 

「狼牙・・・」

「風風・・・・・・・・」

「波乗りけぇぇぇぇん!!!」

イ・ヤムチャは、ワン・ツー・スリーの掛け声を自己流にアレンジして波乗りに成功。

 

「よーし・・・いままでで、一番いい手ごたえだ・・・実尋さぁぁぁぁぁん☆思いっきり手を振った。」

 

 

「ホラ☆恋華・・・アンタの大好きな大崎クンが波に乗ってるよ!」

「キャー・・・・カッコよすぎるわぁぁぁぁ」

 

秀は、真剣な顔つきで波乗りを成功させた。

「うーーん☆やっぱり、男のコの真顔は、いいねー」

「痺れるわ―――☆」

 

 

 

 

ずざざざざざ・・・・

だぁぁぁぁぁ・・・・

 

 

「あんなにカッコよく決めたのに・・・見てなかったとか・・・・そりゃないぜ・・・実尋さぁぁぁん・・・(半泣)」

波打ち際で、頭から砂浜に顔つっこむ様な姿勢で落胆するイ・ヤムチャ。

残念ながら、今年最大のビッグウェーブに乗った瞬間を意中の人(実尋)に魅せる事は出来ず・・・

そんな中、砂浜に顔をつっこむイ・ヤムチャに手を差し伸べた那智。

「ほら・・・実尋に見られちゃうよ?そんな砂だらけの顔しちゃって・・・・」

イ・ヤムチャを砂の中から起こし、顔の砂を払う那智。

 

「あ・・・ありがと・・・・」

「あっちで、スイカ割りしてるから見に行こう!」

那智は、イ・ヤムチャの手を引っ張りスイカ割りの所に連れて行った。

 

「おぉ?来たねーイ・ヤムチャさん☆プリンスがスイカ割りしてるから、一緒に応援しよ☆」

実尋は、イ・ヤムチャの裾を引っ張った。

 

「あ、おぉ!」

「イ・ヤムチャさんって、お好み焼きも上手だし、サーフィンも出来るし・・・割となんでも器用だよね☆」

 

「!!!!!!み、見ていてくれたんだぁぁぁぁ(嬉し泣)」

 

「ほらー!そこ!右!右!」

「なんだか、スイカから離れてるぞぉぉ」

メンバー達は、目隠しした除闇を声で誘導した。除闇は、まっすぐ迷いなく進んで居るが、なんだかスイカからはずれている。

 

「ちょっと除闇!!そっち、スイカじゃないから!!!」

 

「いや、俺には感じる・・・みんなの声が、俺の背中を押している・・・」

除闇の持つ、太い丸太はまっすぐ恋華の頭上へと振り下ろされた。

 

「見える!!!見えるぞ・・・・必殺恋華斬りぃぃぃぃぃ!」

「へ??」

 

 

「そこだぁぁぁぁぁぁ!!!!」

「やっぱり、ワザとでしょ??」

 

 

 

 

メンバー達は、ビーチでの遊びを堪能しホテルへと戻った。

ホテルへ戻った直後は、まだ夕暮れ時だったが、大浴場での汗を流し疲れを取っているとすぐに暗くなった。

 

「さてと・・・もぉ時期夕食時だが、みんな腹は減ったか?」

秀が、メンバー達に訊ねると

 

「いやぁ~・・・・さっきのお好み焼きと、すいかがお腹で落ち着くまで、もぉちょいなんだけど・・・」

実尋は、お腹をさすった。

 

「まぁ、確かにあと1時間くらい欲しい気がするな・・・・」

ネロも実尋に同意した。

 

「よーし、なら・・・・みんなでちょいメンズの部屋に集まって・・・怪談話しでもするか?」

除闇からの提案だった。

 

「おぉぉぉぉぉぉ☆ついに、18番怪談話が出ましたねー☆」

実尋は、期待に胸を膨らませて拳を胸の辺りで握った。

 

「いいだろう・・・・付き合ってやるぜ!その怪談とやらに☆・・・」

イ・ヤムチャも乗った。

 

 

 

 

「よし、まぁ・・・みんな楽な姿勢をして、聴いてくれ・・・辺りの障子とかカーテンとか閉めるから、畳に集まっといてくれ・・・」

 

 

 

※ちょい、バグが発生したので ・・・・ここで閉めますw

 

次回は、プリンス除闇の・・・あの話です!!

 

つづき

42話

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