あなたに

言えなかった




  あなたのことが

  ほんとに好きだったよ



  あなたがいてくれて

  幸せだったよ



  たくさんの

  優しさをありがとう



  一緒にいてくれて

  ありがとう



  どうか、幸せになってね





全部

全部

言えなかった 




その言葉たちを

あなたに伝えたら


君との

温かい日々を思い出して

また

つらくなってしまうと思ったから





自分の中で

押し殺した言葉たち

ごめんね


あの人に

伝えてあげられなくて

ごめんね

君は

平然とした態度で

あたしと

話したね


なんだか

あたしは

拍子抜けしたよ


たぶん

目も合わせてくれないんじゃないか

って思ってたから



話すこと

なるべく

短くまとめて

何回も

言う練習してきたのに


いらなかったね



でもね

よかった



最後に

お互い

嫌な気持ちで

別れたくなかったから



最後に

君から

ありがとう

って

言ってもらえて

よかった
君に

メッセージを

返す


何度も

何度も

読み返して


言葉を

つむぎ直して

君に

思い

伝えてく



メッセージ書いてたら

涙が出てきた


自分なにしてるんだろ

なに頑張って

君に気をつかって

メッセージ

書いてるんだろう



君なんて

これから

どうでもいい存在に

なるのに



頑張ってる自分が

虚しくなった



たくさん

考えてつむいだ

言葉たちは



くやしさを

押し殺した

悲しい

思いを

抱えて


あたしから

離れていった