2024/04/24
山梨県小菅村フィッシングビレッジ
大腸がん切除後のリハビリで小菅村フィッシングヴィレッジへ。
術後約1週間。
退院2日目。
トラウトなら本気出さなくても休み休みで遊べるし丁度良いかも？
と言う選択肢。
デカいのが取れればラッキー
その前に
入院中、お前に会いたかった…
ホント、自家製ヤオコーの杏仁豆腐とプリンは最高に美味い！
固めのプリンにカラメルがかかっていないのがわかりて！
前置きが長いって。
オープン少し前に到着すると、雨なのになんと何台も車が止まっている。
近くの止水が定休日だからこちらに流れたのだろう……ホント休むなよ。
やる気が無くなりUターンして何人ぐらいいるのか？
フィールドに散ってからやれるかどうか判断する事にした。
引き返してみると釣り人は1人だけ？
土木工事の人だったみたい。
気を取り直して受付を済ませ始めるが全然当たらない…
その1人はふちどりが白の青いカッパに作業長靴。
いるんだよねー
テンカラで無限に魚持ち帰る奴がさー
もう格好がそれっぽい。
雨の日にわざわざ来るアングラーなら上下ゴアテックスぐらい普通なんだよ。
しかしホントに当たらない。
そのうち管理の人が青いバケツを持って来て。
管「魚放しますけど何処が良いですか？」
私 「どこでも良いです」(狙ってる魚じゃないんで)
管「何処でも良いですよ」
私 「何処でも良いですよ…(まてよ？活性あがるなら少しでも流れがある方がいいな)じゃ、1番下で」
フライの人が新しくやって来て「どうですか？」と声を掛けて来たが恐ろしく釣れないので全然ダメと答えると。
「さっき釣ってましたよね？」と言われるが1匹だよw
昼までに小さいの5匹、全部リリース。
昼飯はガスコンロを持って行ってカップラーメンを久しぶりに食べた。
腹の調子は少しは良いがまだ痛む。
体力が落ちすぎてほぼ座ってキャストしてました。
見ていると、てんからさんはフライを変えるとか一切無い。
てんからとは思えないぐらい釣れてない、アプローチが違うし。
昼過ぎはますます釣れなくなり休憩を適度に挟みながら16:30ぐらいまでやる予定。
16時前に少しだけ魚が本気を出してくれてパタパタと3匹キャッチ。
デカいのは追っては来るが食わない。
正解が見つからないまま終了。
魚も普通の管理に比べたら極端に少ないしフライでネチネチ虐められてるとルアーは不利だよね。
手が滑って2匹逃がしてしまい持ち帰りは1匹だけ。
まぁ、調度良いけど。
てんからさんは人が攻めてる所に平気で入って来るしやっぱりだった。
到着前に少し時間があったので奥多摩湖の状況を確認。
奥多摩湖の状況は水面が低い為に水辺に近づくのはかなり危険だと思われる。
赤い橋の下
ここはへら師がよく入っている辺りだが、正直キツいかな？
砂利の斜面で1度滑ったら？と考えると。
魚っけはまったく無い。
藪漕ぎした時に何かしらの動物のふん尿が服に付いてしまい地獄でした。
靴は捨てた。
道中サルが沢山居たので変な所には入らない方が良いですね。
こっからは何時もの。
さー長いよ、大腸がんに興味の無い人は帰った帰った！
前にも書いていますが悪くてステージ2なので腫瘍に毛が生えたぐらいの気持ちです。
がんと聞くと落ち込んだりパニックになったりする人も多いと思います。
しかし今回の件で色々な人と話して見ると癌からの生還者の多いこと…
癌は人がﾀﾋぬ病気では無くなりつつあるようです。
今回の手術は大腸を切断してがんの部分を取り除いて繋ぎ直す一般的(担当医師談)な手術でした。
どれぐらいの長さを切られたかは聞きませんでしたが、その分短くなっているので周りの何かしらも切断しているのでしょうか？
術後はICUに入れられましたが背骨付近からの麻酔が効いていて痛くも何とも無くて逆に申し訳なく有難かったですね。
入院中も動かなければ痛みがほとんど無く快適で堕落した日々を過ごす結果となりました。
だって腹切ってるからデスクワークが辛いんですよ。
さらに腹部からのドレナージ(体内に傷から出る液がたまらないようにする)の管。
点滴、カテーテル、背中からの痛み止めの4セットが術後4日ぐらいはつながっていて動こうと思う気力を削ぎ落とします。
アンビリカルケーブル1本だったら良かったのに。
しかし人間も医学も凄いですね、1度腸をぶった切ってもまた繋がって生きてるんですから。
1番痛かったのは食べた物が久しぶりに小腸を移動している時です。
痛みが移動して折り返してくる……
ひ汗が出る痛みでした、一晩中w
繋いだ部分は出血しているだろうし腫れているそうです。
そりゃそうですよね…
初めて食事をした次の日になると身体から昨日食べた物の匂いがしてくる…こんなに匂いってするんだ？と思いました。
色々とバーンブレイバーンのルルの気持ちがわかりましたガガピー！
運が悪いのか良いのか？
入院直後にコロナのパンデミックが院内で起こってしまい、寝ているだけで濃厚接触者。
患者も看護師もかなり感染してしまい入院の延期などで大部屋なのに最後は2人だけになってました。
静かで良かったですけどね。
パンデミックなので無事な人はとにかく早く帰って欲しいとの事でリハビリも食事指導も中途半端なまま退院になりました。
病院は何も悪くないですよ、コロナに感染して病棟に来た奴が全て悪いのです。
正しい判断です。
コロナが落ち着いたと言う基地外がたまにいますがこのズーノシスは人類が滅びても無くならないウイルスですよ。
皆さんも気を付けて下さいね。
会計を済ませ大きなバッグを担いで家を目指します。
マイナンバーがあれば自動で高額療養費が適用されるので保険適用外の物と含めて11万ぐらいで済みました。
人の命ってそんなもんで救えんるだ？
凄いなー
さぁ、退院だと喜んで病院を出ましたが驚くほど歩けません。
帰宅時の私の性能はザクで言えば量産型。
今までは真っ赤な感じでした。
病院からの帰り道はほとんど歩行が出来ず何時もの1/5程度のスピードしか出ません。
ザク以下やん？
何かが違う？
何かが足りない？
…これはカロリーが全然足りてない！
と、気が付きウイダーinゼリー的な奴で補給。
これは効果ありました。
病院食が質より量なのを思い出して、少食な私には致命的だったようです痛くて食べられないし。
まぁ、何とか対策を見つけたので思い切ってリハビリに行った訳です。
会社の会議にはリモートで参加してたしな！
今回の入院中1番役に立ったのは耳栓。
これは普段からキーホルダーにぶら下げてますが出番があるとは思ってませんでした。
ライブでも当然良いですよ、おすすめです。
