2024/01/21


山梨県 小菅フィッシングヴィレッジへルアー、トラウト釣り。


前日は雪予報でその近くのポンドを予約していたのですがキャンセルされました。


前も休日に行ったら定休日でやってなかったり、大変なのはわかるけど釣り人の気持ちもわかって欲しい。


雪降る中でトラウトを釣るのは特別に楽しいのだよ。


実際には小菅に入っても雪なんか無いし予報も雨になっていた。


またちょっと寝坊して8時半ぐらいに到着。


先行者が2人。


小菅フィッシングヴィレッジはそれほど広くないのでありがたい。



まずはスピニングで魚の顔を見てからと思ったが、魚のやる気の無さがMAX!

少し濁りが入っているので黄色系のスプーンをクロスで流すもなかなか釣れない。

チェイスもして来ない。

ルアーエリア最上流部から1つ降りてやっと1匹。

小さいの。

スプーンでは追い切れないのかもと思いダイワのワブル・シンキングにチェンジ。


目が蝶になってて食蜂操祈みたいなので「女王」と呼んでます。

 

これにしたら嘘のように当たりがある。

まるでメンタルアウトを食らったように。


なかなか乗らないがワンキャストワンバイトはある。


本当になかなかかからなくて焦ったがたまにフックアップする。


小雨の中、集中していると後ろの方…いや横から声をかけられた。


釣り場の管理の方がランディングネットで何か放流しながら声をかけてくれた。


少しだけ尾っぽが見えた。


デカい。


「釣れますか?」と聞かれて釣れますね!と答えるとニコニコしながら戻られた。


昔来た時は魚が小さくてタックルにマッチしなくて酷い目にあったが、最近は魚もそれほど小さくは無いので楽しめるようになった。


他の2人は下流の比較的大きい止水のようにあまり流れが無い所に入っていてこちらには近付いて来ない。


ひょっとしたら止水でしかやった事が無いのでストリームを攻められないのかな?


最近の釣り方だとありえる。


止水が苦手な私のように、ストリームが苦手なのかも。


とにかく場所は独り占め出来るのでクロスでピンポイントに魚を拾った後にアップで流心から遊んでくれる奴を引っ張り出そうと思ったのだが反応がめちゃくちゃ悪い。


水面は雨の波紋で魚影が見えない。

プレッシャーが低いので拾いながら小移動して食い気のあるのを釣って行く。


10匹ぐらい釣った所でタックルはスピニングからベイトにチェンジ。


カルカッタコンクエストBSF


昨日糸を巻いたばかり。


ブレーキの調整を逆に見てしまい、しばらく盛大にバックラッシュの連続…


バックラッシュしたらドラグをめいっぱい締めてスプールを指で押さえながら巻く。


それを何度かやると少しづつバックラッシュが解消する。


むかしフィッシングtoバッシングで見て学びましたよ。


ロッドはスミスのベイトクラッシックなのだが、トリガーが短くグリップが掴みにくい。


セミダブルグリップなのでキャスティングもしづらい。

7フィート超えロッドを片手で投げる馬鹿が何処にいるのか?


本当に疑問しかない製品だ、投げ売りしているのもうなづける。


固めのブランクスは片手で投げるとキャスティングに必要な力が生み出せなくてフワっとなってしまいバックラッシュしやすい。


スミスは良い竿ばかりだと思っていたがこれは失敗作だと思う。


ブランクスは凄く良い。

コンセプトがダメ。


半日使ってみてどうするか考えるつもりだったが、売るのももったいないので改造する事にした。



記念すべきカルコン1匹目。


ラインはPE0.8、リーダーには魚には見えないが釣りバカには良く見えるピンクフロロ。


魚の気配は少ないが自分を信じて流心を通し続けると


ドン!!と鈍い当たり。


魚がロールするのが見える。


思わず叫んだ「デカい」!!!


少しやり取りするとフッと軽くなり、バレてしまったのかと思ったらそうでは無い。


こっちに向けて走ったようだ。


今度はラインがどんどん出される。


1度テンションが抜けているのに外れる気配が無い。


カルコンのドラグは安定していて「これなら時間をかけて取れる」と思った。


魚が見えると結構デカい、よせては走られるの繰り返し。


ラバーランディングネットはそれほど大きい訳でも無く深さも無い。


ネットが届く辺りまで寄せると一気にまた走られる。


ベイトクラッシックはグリップが短くて片手だと肘でロッドを押さえられないので疲れる。

本当にこのロッドのコンセプトにはイライラする。


確実に取れると思ったタイミングでランディング成功!



50cmぐらいありそう。(52cm)


同じ場所でもう1匹デカいのを掛けたがバックラッシュした時にドラグを締めっぱなしにしてしまいすぐにフックアウトしてしまった失敗。


午後になって雨が小降りになっても人は増えない。


下流には相変わらず2人入っているのでまた上から少しづつ叩いて行く。




こんな感じの川なので7フィート超えのロッドでは長く感じるが、ルアーを通すラインを調整するのには長い方が良い。

アユイングと一緒。


管理釣り場でも水辺に立って釣っていれば魚のプレッシャーを上げてしまうのでワンキャスト目は必ず岸から3mぐらいは離れて反応を見る。


ガミラスの流星爆弾のように何処から飛んで来るか分からないようにアプローチする。


水辺では姿勢は低くして立っ時はラインをラインとレンジを調整したい時だけ。


周りから見たら疲れて座ってやってるオジサンにしか見えないが魚から見えない事が重要なのですよ。


横移動も水辺を歩かない。


1度後ろへ下がってから横移動する。


そう言う基本をしっかりやれば私のような下手くそでも良い魚と遊んでもらえるのです。


だんだんとベイトクラッシックにも慣れて投げられるようになって来たが持っていて疲れるなぁ…


早めに改造しよう。


トリガー延長パーツは作成中だが色々加工も必要そう、リセールは出来ないなぁ。


3時前に釣り場の方が回って来てくれて魚の処理があるなら下さいと言われたが…


魚の下処理までしてくれるのか?

なんと親切ではないか。


持ち帰って自分でやるので丁重にお断り。


そこそこ大きいのを釣ったと伝えると

「最近SNS頑張って居るので写真撮って良いですか?」と言われて話もしたかったので写真を撮ってもらった。


魚を見せて、これは何か名前あるのですか?と聞いたところ。


「これは多摩源流サーモンですね、刺身で食べられますよ、魚種で言えばニジマスです」


おぉう、ニジマスと言われると夢が無いなw知ってるけど。


多摩源流サーモンと聞いてまた知らない名前キター!!と笑ってしまった。



そう言えば受付に書いてあった。


パワフルで楽しい魚だった。


営業時間は4時までとの事だったのでノコリ1時間ある。


あがり鱒を求めて拾い釣りモードにするがフィールドを叩きすぎたのか当たりは皆無…


明るい色のスプーンから黒のスプーン、色々なクランク、ミノーを試すが何も無し。


今日はワブルの日だろうと決めてひたすらキャストすると何とか1匹。



小さいけど、あがり鱒。

バイトとバラシは数え切れない程あったがキャッチはリリース合わせて19匹。



めちゃくちゃ釣れた訳では無いが楽しめた。


本日の2本。

やっぱりトラウトは裏切らない!


 ベイトのPEはこの0.8です。

コシがあってバックラッシュしても何とかなります。

アユイングにも使っていますがこのラインが無かったら私はPEをベイトキャスティングで使うとは考えなかったかも。

 

リーダーはお馴染みの魚には見えないヤツ。

 


本日の優勝、メンタルアウトルアー

キャスティング店頭なら見かけますので実店舗で探してみて下さい。