『嵐と、歌』
雷鳴、雨音、荒れ狂う風。
「うぉ……っ、だ、だめだ!
手を………、手を放したらだめだ!!」
壊れかけた空間、歪む時。
「まだ、あと少しなのに……!!」
放たれる何か。庇う何か。
見えない、見えない、見えない。
「――――― !!」
消えかけた意識を抱いて、落ちる。
何かが手を伸ばす。
でも、届かない。届く距離のはずだったなのに。
雷と雨と暴風で彩られた暗闇に投げ出され、急に何も聞こえなくなる。
それが水の中に沈んでいくからだと気付いたのは、息が出来なくなったあと。
苦しい。身体が動かない。暗くて、何も見えない。
意識を手放しそうになったとき、何かが響いた。
1つだけじゃない。たくさんの、声。
「オレは行く!まだ知らないことがたくさんあるからな」
「どこから来たんだ?……あ、別に何かしようってワケじゃねーから」
「……いつ、元に戻るのかな。……悲しいよ、こんなの」
「ずっとこのまま、時を止める?そんなのいいわけないだろ!ふざけんな!!」
「意味なんて、意外と探さなくても近くに転がっていたりしてな」
「お願いだよ。かならず、かならず伝えて。みんなに、伝えられる限りたくさんのポケモンに」
最後には、歌。
聞いたことがある、大切な誰かの歌。
『 願ったこと全てが叶う世界ではない
だからこそ 少年は大きく翔たくだろう
嗚呼 希望も絶望も両手で抱きしめて
それでこそ 少年は大きく翔たくだろう
嗚呼、どんなに強い向かい風であれ決意という翼を折ることは出来ない!』
歌声と共に、ワタシはどこかへ流れつく。
でも、もう、いしき、が………
―――嵐の夜、1つの異端―――
・あとがき
血迷ったぜ★
何故かポケダンパロディやるよー、イエーイ!何故か最後にサンホラだけどさッ!!
主人公とかは次回設定載せるからそれで。
もちろんゲストも募集するよ!自キャラじゃ足んないぜ!!(←