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ゴルフルールブック/スマホ(スマートフォン)携帯版

スマートフォン(スマホ)携帯用ゴルフルールブック

第3章 プレーについての規則
◎ ゲーム
 規則1 ゲーム
合意の反則
1-3/0.5
規則1-3の違反が生じる時点
質問: 1番のパッティンググリーンに向かって歩いている間に、AとBは、ストロークと距離の罰について知っていたにもかかわらず、球がアウトオブバウンズとなった場合には1打の罰のもとに球が境界を越えた地点に球をドロップすることに合意した。この会話を偶然耳にしたある人がAとBに「そのような措置をとることはできない」と忠告した。どちらのプレーヤーもまだ球をアウトオブバウンズに打っていない場合、どのように裁定すべきか。
回答: AとBは規則27-1bの罰を無視することに合意したことに対して、規則1-3に基づいて競技失格となる。AとBがその合意した行動をまだしていなかったとしても、正規のラウンド中に合意に達した時点で両者は規則1-3に違反したことになる。
マッチプレーでは、マッチの両者が正規のラウンドの前に規則を無視することに合意した場合は、どちらか一方がその合意を撤回することなくその正規のラウンドをスタートしたときに両者は規則1-3に違反したこととなる。
ストロークプレーでは、競技者たちが正規のラウンドの前に規則を無視することに合意した場合は、その合意をした競技者の一人がその合意を撤回することなく自分の正規のラウンドをスタートしたときに、合意をしていた競技者全員は規則1-3に違反したことになる。
(2010年追加)
1-3/1
(保留)
1-3/2
短いパットはコンシードすることに合意
質問: マッチで、ある長さ以内は次のパットをコンシードすることにしようと、プレーヤー2人の間で前もって申し合わせた。この合意は規則1-3に違反するか。
回答: 規則を無視することに合意したことに対し規則1-3の違反とするためには、プレーヤーたちが規則を無視することを知っていなければならない。したがって、回答はプレーヤーたちが規則2-4は「次のストローク」のコンシードを許しているのであって、特定の距離のパットをコンシードすることを前もってプレーヤーたちが合意することは認めていないということを知っていたかどうかによる。
プレーヤーたちが規則がこのような方法でパットをコンシードすることの合意を認めていないことを知らなかった場合、規則1-3に基づく罰はない。
プレーヤーたちが規則の運用を排除することについて知っていた場合、プレーヤーたちは規則1-3に基づいて競技失格となる。
(2012年改訂)
1-3/3
パットの線上のスパイクマークを、互いに修理することに合意
質問: プレーヤーと相手(または同伴競技者)の間で、パットの線上のスパイクマークは互いに修復し合おうと前もって申し合わせた。これは規則1-3の違反となるか。
回答: 規則1-3の違反となる。規則16-1a(パットの線に触れること)の適用を排除することについての合意を理由に、両者とも競技失格とすべきである。
1-3/4
反則があったのに、無罰とすることに合意
質問: マッチの2番ホールで、規則4-4aに違反してクラブを15本持っていることが分かったが、相手が罰なしでよいと言ったので、プレーヤーは超過クラブについての不使用宣言をしただけでそのままマッチを続けた。委員会は両者とも競技失格としたが、この処置は正しかったか。
回答: 委員会の処置は正当である。罰を免除することについての合意があった以上、両者とも規則1-3に基づいて競技失格とすべきである。
1-3/5
双方とも罰が課せられることを知らなかった場合
質問: マッチで、プレーヤーAは相手のBに何も告げずに、自分の球かどうかを確認するために球を拾い上げた。規則12-2に基づいてAは1打の罰を受けなければならないのに、AもBもそのような場合罰を受けることを知らなかったため、A自身罰を加えなかったし、Bもそのことに対しクレームしなかった。委員会は、罰の免除についての合意を理由に、規則1-3により両者を競技失格とすべきか。
回答: 競技失格とすべきではない。罰を受けていることを両者とも知らなかったので、両者間に罰の免除についての合意が成立する余地はない。
   ◎関連裁定:
   *2-1/1 規則に関しての紛議をプレーヤー間で解決できなかったため、そのホールはハーフとすることに合意
   *2-5/8.5 競技者と相手が間違った処置に合意し、その処置を行った後のクレームは有効か
1-3/6
スコア誤記に気付いていたがアテストする(競技者も誤記に気付いていた場合)
質問: ストロークプレーで、競技者Bはあるホールをホールアウトしなかったことを数ホール後に気付いた。Bのマーカーである同伴競技者AはBに規則違反があったことも、Bが自分の反則に気付いていることも知っていたが、Bのスコアカードにサインした。規則3-2(ホールアウトの不履行)によりBは競技失格となったが、Bの反則を知っていてこれを故意に見逃したAも罰を課せられるべきではないか。
回答: 規則1-3の違反で、Aも競技失格とすべきである。
   ◎関連裁定:
   *6-6a/5 スコア誤記に気付いていたが、アテストする(競技者はスコア誤記に気付いていなかった場合)
   *33-7/9 プレーヤーが規則に違反していたことを知っていた競技者がプレーヤーや委員会に適時に告げなかった
1-3/7
36ホールのマッチで、第1ラウンドの敗者がマッチをコンシードすることに両者間で合意
質問: 36ホールのマッチを始める前に、18ホールを終えた時点で負けている者がマッチをコンシードすることにプレーヤー間で申し合わせた。こうしたことは許されるか。
回答: 許されない。そのようなことは競技規定(規則33-1)の適用を排除することについての合意であり、規則1-3により両者とも競技失格とすべきである。
   ◎関連裁定:
   *2-4/21 どちらのサイドがマッチをコンシードするかを、他のプレー形式で決める
   *6-1/1 マッチプレー競技を他の競技方法でプレー
   *33-1/4 マッチの勝敗を他の競技方法で決めることに合意
   
   ◎規則1-3に関連するその他の裁定:索引「合意の反則」を参照
   
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