・落ちこぼれから、最高評価へ
こんにちは、結婚心理学者 木村聡子です。
毎週、水曜日は定休日です。
事務局からの連絡は、明日までお待ちくださいね。悪しからず、お願いします。
さて、わたしが5年間非常勤講師をしていた、九州産業大学では、
先生の通知表が、ありました。
受講した学生さんから、毎学期ごとに評価されます。
「心理学は、おもしろいと思った」
「この授業を取ってよかった」
「単位はいらないので、来年も受けたい」
など、嬉しいコメントをくれる学生さんが多かったです。
評定点は、5点満点で最高4.7点まで上がりました!
ありがとうございます。笑
でも、実はわたし初年度の評価は、平均点以下の「落ちこぼれ講師」でしたよ。
評定点は、たしか3.1点くらいだったかな?
クレームも、とにかくたくさん来ました。
これは、実際の画像です。
「字が読めない」と、14件も書いてあり、へこみましたねー。
初年度は、前任の方と同じような、あたりさわりのない内容で、
わたし自身が大学の一般教養で習ってきたような、通り一遍な授業をしたのです。
その結果、こんなにボロボロでしたので
悔しくて情けなくて、そのときリベンジを誓ったのです。
《対策として》
・なるべく板書しなくていいように、パワーポイントを使う
・板書に気を取られる時間がないくらい、グループワークを行う
・学生さんたち自身が板書する機会を、毎回与える
・資料をあえて配らず、検索方法だけ教え、各自が調べて報告させる
・授業内容は、バイト先や学内で使える身近なトピックから選び、知的好奇心を刺激
・グループで、チームワーク賞を競わせる
と、いった授業に変更しました。
(一般教養の授業内容は、講師の裁量に任されているため)
初回授業で、はっきりかつ詳細なオリエンテーションを行い
「この方針についてこない学生は、去れ」と、威張りました。笑
教えていたのが、工学部や経営学部など、
圧倒的に男子学生多いクラスだったこともあり、このブログでも教えている
男性本能を刺激する戦略が、うまく作用しましたね。
学生さんたちは、みんな素直で優しくて、協力的で、いい子たちばかりでした。