こんにちは。木村聡子です。
大学院で、博士課程に在籍していたときの研究テーマは「女性の幸福感と生活習慣」でした。
※画像は、非常勤講師として最後の仕事。基礎教育科目会議の模様。
心理学の研究は、やはりアメリカが1番進んでいます。わたしも海外の論文講読を、がんばっていましたよ♪
そのとき、面白い論文を見つけましたので。ご紹介しますね♪
アメリカのとある大学で、学生に1週間「理想の自分」になって、生活をしてもらうと「幸福感がアップした」という実験です。
被験者として、「悩みを抱えた大学生」に集まってもらうのですが、幸福感のテストを行った後
学生たちを、ランダムに2つのグループに分けます。
A）最初のグループには、悩みを解決するために、手を打って問題に対処させる1週間を過ごしてもらいます。
B）もう片方のグループには、悩みに対しては特に何もせず。ただ「あなたの『理想の自分』として過ごしてください。」と伝えます。
具体的に、何をするのか？は、『理想の自分』に基づいて、学生たちが自分で決めたようです。
例えば、お年寄りに親切にしたり。勉強をがんばったり、友人の力になったり。各自の『理想の自分だったら、こうする』というイメージに従って行動したのですね＾＾。
1週間後、2つのグループに幸福感を調べる心理テストを再度行い、ビフォーアフターを比較しました。
【結果】B）理想の自分として振る舞ったグループは、幸福感が平均的に高まりました！笑
A）のグループは、幸福感に変化が見られないか、下がった被験者もいたそうです。
あなたも、【理想の自分でいるゲーム】を、お試しくださいねー♪
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