DAY 4
とても好きな彼と連絡がとれなくて、困っている。
ルールズに遠距離恋愛は適用可能なのかしら。
彼は学生。だから、とわたしは彼を甘やかしてきた。
ルールズ違反ばかり。
ルールズの35項をすべて書き上げてみた。
すると、あることに気づいた。
「Rule#29 女子大生のための法則」
わたしは社会人だけど、いまのあたしの行動はまさしくこのルールズ違反ガールズに当てはまっている。
・彼のとっているクラスを調べ上げてキャンパス中を追い回す
・親友に頼み込んで、彼の気持ちを探ってもらう。彼の知り合いに手当たり次第にいい印象を与えようと走り回る
・彼の好きなものを探り出して、いつもその曲を聞いたり、ロックグループのTシャツを着ない
・彼がサッカー部にいるからといって、チアリーダーに志願したり、スポーツ好きなふりをしない
・デートしてもらうことを期待して彼の課題を手伝わない
・ふたりきりで勉強するときには図書館にすること
よし。では、それをしないで彼の目をひきつけるには?
・勉強すること → 英語のこと
・食生活に気をつかうこと → 夜中はフルーツを食べる
・ファッション誌をよんで適当におしゃれをすること
・課外活動・サークルは、わたしの興味のなかから、男性との自然な出会いを期待できるものを選ぶこと
→ 英会話かな。
・金曜・土曜の夜は、部屋にこもってサルトルの本を読まない。金曜・土曜は社交に使う日。 → 何をしよう?
・未来の目標を定めて、真剣に専攻を選ぶこと → いつ、何をしたいのだろう?
Day 3
3日目。何だかイマイチな日。
会社の人事異動とともに、デスクの配置換えが午後に行なわれた。
ななこって危険。
パソコンのLUNと電話線がいくつも絡まっていて、女性たちで解いていた時。
外線だけ繋いでおこうとななこが電話をセットしていた。
すると、わたしの顔の真横に受話器が落ちてきた!
ななこは、ごめんとも言わなかった!
次に、LUNをつなごうとななこがHUBをデスクに置いた。
何をどうしたらそうなるのか、わたしの頭の真後ろにHUBが落ちてきた。
「危ない!」と誰かが叫んだ。
もちろん直撃はしなかったけど、直撃してたら流血もの。。
また、ななこは「大丈夫?」とは聞くが、ごめんとは言わない。
ななこは危険だ。
わたしの使わないキャビネットを、同僚にあげようとしたら、
「○○さんのをつかったらいいよ」と言い出した。
キャビネット自体は変らない品物。○○さんのをもってくるには距離が遠い。
自分でもってこれるわけでもないくせに。
気づいた男性社員が、「これでいいじゃん」とわたしのキャビネットを同僚のところまで持っていった。
ななこはとても不満そう。
意味がわからんわ、それ。
ななこは作業が終わった後、呟いた。
「あーよかった、きょうは飲み会日和だわ」
誰も聞いていないよ。そんなこと。
そうか。ななこは決してルールズガールではない。
仕事だって「遅れてる」と平気でいうしな。
メイクもファッションも完璧だけど、
彼女らしくはないのだろう。
あたしはななこを比べる必要はない。
DAY 2
きょうはイマイチだったわ。
それというのも、会社のアイドルななこの存在が大きい。
ななこは男の人を友達にする術をもっている。メイクも服装も申し分なし。対応がルールズガールだ。
でもわたしはななこがあんまり好きじゃない。男を回りにおいておくだけで満足している女って、大学時代の宮本を思い出すから嫌い。
まず朝。ロンドン帰りの紳士・Tさんにばったり遭遇して、わたしから声をかけたこと。
その会話で「ルールズガール」失敗。
午後は仕事に集中できなかった。
だって、引越し作業なんてか弱いからできないよ。
ラスト2時間の仕事も○○さんのために、って思ってしまって、
意識しすぎて思ったように自分をコントロールできなかった。
基本的に、会社の仕事をする時に
「○○さんのために」ってするのは、よくないのよ。
それは、物事がうまく進むための作業でしかないのだから。
余計な努力をしても、わたしの報酬額はかわらない。
むしろ人の好き嫌いで仕事をしているみたいな感じで、わたしは好きじゃない。
「○○さん」が給料を支払ってくれているわけではない。
「○○さん」だって会社から給料をもらっている人なわけで。
会社の発展のために仕事をしているのだから。
さて、きょうのルールズは自分から電話をしないこと。
彼に自分から連絡をとってはいけない。
必ず、りょうからわたしに連絡をくれないといけなくて。
仕方がないから、わたしは我慢してお風呂にでも入ろうっと。
But First the Product you! Day 2
きょうもルールズのお勉強です。
「デパートで買い物をするときは、化粧品のカウンターに寄り道して、メイクの仕方を教えてもらいましょう」
きょう寄ったのに、教えてもらわなかったな。
「お財布の中身が許すものだけを買って、家に帰って使い方を特訓します」
カードで買っちゃったし。。
「髪はのばしてください」
髪、切りたいんだけどな。
「マニキュア、ペディキュア、定期的なパックやマッサージを日々の習慣にする」
よし! これを書き終わったらお風呂に入ってマッサージとパックだ!
「Be a "creature Unlike Any Other"」特別な女性になること。
「あなたの心の姿勢が肝心。自分の存在感を頭からつま先あたりまで放射させる自信を持つことです。
あなたの微笑み方(部屋中が明るくなるような)、会話の間のとり方(早口でまくしたてず、緊張もしない)、話を聞いている様子(ていねいに)、「目のやり方」(上品に、けっしてじろじろ見ないこと)、呼吸の仕方(ゆっくりと)、立ち方(背筋をのばして)、そして歩き方(肩をそらして快活に)」
この中でしていない動作は、「部屋中が明るくなるような微笑」「会話の間のとり方(緊張している)」、話を聞いているようす、目のやり方!呼吸の仕方。
わたしはじろじろみるくせがある!
そして自信ないよー。大学院を卒業していないし、貯金も今始めたところで、もの欲しげで心配症だわ。
「あなたに興味のない相手とは、けっしてデートをしないで下さい」
「妥協したり、男性を追いかけまわしてはいけません」
「愛を得るためにセックスを武器にしてはだめです」
「恋愛関係がうまくいかない時でも、取り乱したりしてはいけません」
そうなのね。
きょうできることは、
1、マッサージをする。お風呂でパックをする。
2、読書をする。
3、りょうくんとの関係について取り乱さない。
4、じろじろ相手を見ないこと
これくらいかしら。
後は、トップコートを塗ろうっと。
finished 1st DAY
ルールズガール1日目の報告。
塗りたてのネイルに、丹念に巻いたウェーブヘア。
いつもより少し濃いアイメイク。(普段アイラインを入れないけど、入れてみた)
ストロベリーフィールズの青のミニドレスに黒のシャツとパンツを合わせて、
5センチ黒ヒールで出勤。
気分はいつもより安定していたみたい。
ルールズガールを意識して、仕事に集中した。
あたしは女の子たちと話はじめると、それだけで気持ちがざわざわしちゃうんだ。
でも、ルールズの効果は最初に「そこ」にでた。
仕事に集中できたのだ!
きょうはコピーの作業が午前中。それをしつつ、ファイリングの準備と、PCでワードファイルの作成。
ネイルのトップコートを塗っていなくて、大切な用紙に赤がつきそうになるので、
指でひっかけないようにするのに一苦労。
ルールズガールは皮肉っぽくならないこと。
そう意識してみると、どんなに自分が皮肉に傾いているかがわかる。
それは決して魅力的な考え方ではないのね。
お昼はいつものように外でひとりランチ。
一番乗りに入ると、次に来た集団はうちの会社の男集団!
同じ課の人もいる。
でもわたしはルールズガール。
彼らをさらりと無視して、読書に集中。
こころがいつも、こういうときはざわついてしまうんだ。
ルールズ効果で、きょうは平常心でいられた。
さらに、彼らの一人がわたしに興味をもったみたい!
わたしと同じ課の男の人に、何かを聞いていた。
「紹介しますよ」と奴はさらりといっている。
こんな言葉を聴いたのは初めてで、こころがそれだけで舞い上がってしまう。
いけないいけない。
これで舞い上がっていてはルールズガール失格ね。
すぐに飛びついてしまうのはいつものわたし。
すぐに飛びつかないで、聞かなかったことにする。
ルールズって結構難しい。
遠距離恋愛で、わたしから告白したい状況の時、
今男の人といるところに行ったら、
わたしはふらふらとしてしまいそう。
でも、わたしの恋はお金が問題ではなくて、
彼が好きだから、ルールズを会社で実践しているの。
全然タイプじゃない人でも、男だというだけでついていくあたしの弱さを、
何とかするためのね。
FIRST DAY
まず、But First the Product -- You!
「お洋服はファッショナブルでセクシーな、明るい色の服」
「女らしいスタイルを強調する」
「質がよくて長持ちする、高すぎない服」
あっこはこの会社に入ってから3キロ痩せて、体重40㎏。
髪はセミロング。
ウェーブをかけたけど、最近はとれかけてて、
ぱさついてる。
お洋服は6月以来、買っていない。
流行おくれの服を着てるなあ・・・。
メイクもいつも同じだ。最近。
ということで、
ネイルを買った。
バーガンディレッド。
マニキュアと、ペディキュア。
髪を巻いてみる。
ヘアアイロンでくるくると。
後は香水。
ずっと使っているイブサンローランの香水。
これでいいか。
「ドアは彼氏に開けてもらう」
「皮肉な冗談をとばさない」
「落ち込んでいるところを見せない、私を傷つけた人の愚痴話を延々としない」
「わたしは生まれつき幸せなのだというようにふるまう」
これは、あっこにとって上級レベル。
この一月で、やってみよう。
「ありがとう」「お願いします」はどんなときでも言い忘れない。
さて、きょうはこのくらいかな。
Be "Rules girl" Day 1st
会社でいきなり解雇を言い渡されたわたし。
有能に仕事をしてきたはずなのに、ちょっとおしゃべりがすぎただけで、
「今月でもういいよ」
どうしても相手の目で自分を責めることもできないから、
ルールズを実践する。
あっこはCuteな感じが相手に幼さを感じさせるのかな。
BAD GIRLのふりをしてタバコを吸ってみても、
単にわがままな子っていう評価しか頂けなかった。
いい子でいようなんて思ったあっこがバカやったな。
おっさんたちを後悔させるためにも、
あっこはパワフルなRules Girlに変身してやるわ!
