第2話 20歳の春 | 玉の輿LIFEから逃げた女

玉の輿LIFEから逃げた女

前回のブログがログイン出来なくなってしまったので、再投稿。

一部フィクションです。

玉の輿LIFEは幸せ?
いいえ
とても地獄の日々でした。

まずはどうして私が玉の輿LIFEを送ることができたのか。

ここからお話させて頂こうと思います。

 

19歳で看護師国家試験を受け…

20歳の誕生日に無事に看護師となりました。

それはつまり、お医者様との結婚ですよ。

初めて就職した病院にちょうど外勤として来ていた先生。

 

看護師一年目の私はなんとなーくお金に釣られて、ホイホイついていく。

この流れ・・・。

王道でしょうか笑

 

初めて手にする給料は手取りで20万円以下、新生活のために集めた家具や生活費の支払いにお金がどんどんなくなっていく私。


そんな時、飲みに連れて行ってくれたんですよね。そんで1枚300円以上もする高級肉に包まれて、まさに胃袋を掴まれるとはこの事!!


顔は六角精児に似ている10歳年上の方、当時はかっこよくて仕方なかった。

なんといっても穏やかに仕事する方でした。

昔からそそっかしい性格の私、血ガスセット(動脈から採血をし、血液内の酸素や二酸化炭素の量を検査する)をトレーからドンガラガッシャンって落としても何食わぬ顔で新しいものに交換してくれました。

こんなことでもときめく新人看護師時代。

20歳の春。