芽吹きの時も
一層に勢いが増す

一足早いタンポポは
もう   綿毛

ゆらゆら誘う初夏の風に
時待ちした綿毛が一斉に
舞い上がる

軽やかな綿毛に
乗ってどこまでも
飛んで行きたい
気持ちが清々となる

おもいは   風まかせ

コーヒーの香りにつつまれて
猫は擦りより
身をくゆらす
読みかけの本を
ひらく

タンポポの綿毛ののように

ふわ  ふわ  ふわり

風まかせ

そんな時間を
持てと言う

綿毛と
コーヒーと
猫と
本が