天中殺によって
誰もが一つは欠けた世界があること。
十大主星や十二大従星が
それぞれ十種類と十二種類あるのに
誰もが全て揃わないこと。
それって
1人1人が欠けた部分がないとならない
ってことで、
1人1人には欠けた部分があるけど
全体から見たら全部が揃っている
ってこと。
なぜ全体から見たら全部が揃っていると
言い切れるのかというと、
この世界は一極二元で構成されていて
バランスするようになっているから。
分離した個々がいると思っているのは
ちっぽけな私だけで、
本当はあなたも私も大きな一つであると
やっぱり算命学は言っているんだな…
と私は思うわけです。
算命学はそのちっぽけな個々を
占ったりするわけですが、
それは算命学の入口を
大きく開いて入りやすくするためです。
ちっぽけな個々である自分の人生を
より良くするために
算命学を大いに活用すればいいけど、
(もちろん私も最初はそこから入りましたから)
できればその先の世界に
触れることができたら
もっと面白いよーって思います。
それから
全体バランスのために
自分の宿命を完全に生き切らなくては!
なんてことは
全く思わなくていいんだけど、
個の私はそのまんまでいいんだってことは
確かだと思います。
こうして全てが一つであると考えると
どこまでも穏やかな世界が広がって
体中の力が抜けていく感じがします。