「害」というのは、

「位相法」の中の一つです。

 

「害」を知っている人は

「害」と聞くと

「病気」という言葉が一番最初に

思い浮かぶ人も多いかもしれません。

 

今日は「害」について

少し書いてみようと思います。

 

 

「害」の現象は

「気と体の不一致」です。

(「霊魂と肉体」「精神と現実」とも言い換えられます)

 

「気と体の不一致」を例えて言うと、

小さい靴に無理やり足を

押し込んでいるような状態です。

 

小さい靴を履いたまま

全力疾走したらどうなりますか?

思うように走れないし足も痛いです。

すごく疲れます。

靴擦れするかもしれません。

 

そんなイメージのように

「害」を所有している人は

エネルギー消耗が激しいのです。

その結果、心身の不調となって

現れることがあるのです。

 

「害」の現象は

「気と体の不一致」なので

自分の思いとはズレて

肉体が無理をしてしまいがちです。

 

そうした性質が

自己犠牲的に何かに尽くしてしまう

といった行動に現れることもあります。

本人は不満があるかもしれませんが

周りの人はその行動に

助けられているところはあります。

 

私の周りにも「害」を所有している人が

数名いるので私個人の感覚で言うと

「害」を持っている人は、

思いやりがあって、

察する能力が高くて、

配慮が行動で見えやすい…といった

傾向があるように感じています。

 

 

「害」を所有している人は

「気と体の不一致」を何とか直そうと

考えてしまうかもしれません。

 

ですが、お伝えしておきたいのは、

「気と体の不一致」があることで

あなたの中は自然が

保たれているのですから

無理に気と体を一致させようと

しないで下さい…ということです。

 

ある一つのアンバランスに着目して

そこだけを部分的に直そうとすると

もっと大きなスケールで

取れていたバランスを

崩してしまうことになるのです。

 

「気と体の不一致」があることで

あなたの自然は保たれているのです。

 

例えば、

肉体的にはハードな状態があることで

全体的な安定が保たれている

…なんてこともあり得るのです。

ただし、体を壊すほどのハードさはいけませんよ。

 

できればこれまでの人生を

振り返ってみて下さい。

けっこう忙しかった時の方が

諸々安定していたな…

なんてことはありませんか?

 

精神も肉体も丁度良い感じだな…

という時の方が不調が現れてきたり。

 

「害」を所有している人は

絶妙なアンバランスの中の

バランスを保っているので

自分を良く観察して、

無理をし過ぎない…

でも完璧に整えようとしない

…という自分なりの丁度良い具合を

探っていくと良いかと思います。

 

宿命に持つ特徴は

人それぞれ色々なものがありますが、

そうした凸凹で不完全な形のままで

一人の人間のバランスが保たれていて、

そんな不完全な一人一人が集まって

この世界の大きなバランスを

保っていたりするのです。

 

だから私は自分の不完全な部分も

ある意味では役に立っているんだな

…なんて思ったりもするのです。

 

私の足りない部分は

誰かが補ってくれていて、

誰かの足りない部分を

私が補っているのかもしれない。

 

「害」所有の人で

それを余り嬉しくない特徴だと

思っている人がいたら

「害」を愛しく思ってくれたらいいな

…なんて思って書いてみました。

(*^^*)

 

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