のんびりと過ごす。

 

日陰と言っても気温は40度…

水のボトルは空。遺跡内には出店はない。

 

「暑いね、水買いに行きたい」と言うと、

 

「水買えるよ」とプレム。

え?どこで?と思っていると、10m下の芝生の広場に向かって上から身を乗り出すプレム。

 

下に大きなバッグを持った小さな子たちがウロウロしていて、その子たちに向かってヒンディー語で何か叫んでる。

様子を見ていると、20ルピーを小さく折りたたんで、下に向かって投げた!

 

え 笑笑

 

小さな子たちのバッグの中には売り物の水が入っていたようで、一人の男の子が20ルピーを拾って、水のボトルをこっちに投げようとする。

※その時の小さい子たちの写真

 

小さい子だから力が足りなくて、建物の半分までしか届かない。

 

何度も挑戦する小さな子。

ヒンディー語で何か叫ぶプレム。

 

 

どうやら下の階に別のインド人グループがいたようで、

連携プレーで「小さい子⇒下の階のグループ⇒プレム」という風にボトルを投げた。

 

インドのこういうとこ、本当好きだわぁ…

 

とじんわりするわたし。

 

 

ボトルを受け取ったプレムは何口か水を口にして、

「げ。まじい。これRukmini飲んじゃだめ」

と言って、ボトルを芝生の男の子に投げ返した。

 

 

み…水…

気分は砂漠

 

 

日が暮れてきたころ、遺跡を後にしてまた街を歩きはじめた。

 

ジェラートやストリートフードを楽しみながらゆっくりと歩く。

 

暗くなってきたせいか、バーの呼び込み・キャッチのようなインド人が溢れている。

「女性は無料だよ!カップルでおいでよ~いいお酒あるよ」みたいな。

 

全てフルシカトしているわたしだが、プレムはきちんと「大丈夫です」みたいなことをヒンディーで返事してる。

わたしよりお行儀いいんじゃないかな、と思う部分がたくさんある。

 

 

疲れた頃カフェに入り、ゆっくりしているとプレムの携帯が鳴った。

ヒンディーで何か話している。

珍しく荒い口調。

 

「もしかして家族?」と聞くと、

「うん、早く帰ってこいって言ってる」と言う。

 

 

許可取ってなかったんかい!

ていうか帰ってこいっていってるなら帰らせてあげたほうがいいよね。。。

 

と考えてると、

 

「とりあえず、友達にアパート使っていいか聞くから、それでOKだったらもう無視して夜は帰らない。使えなかったら大人しく帰る」と言う。

 

 

そっか、といってしばらくするとプレムの携帯が鳴る。

 

 

 

「今日は使えないみたいだ、残念だけど帰らなきゃね…

 

っていうか、完全に忘れてたんだけど、今日いとこの姉さんの結婚パーティだった…

長男だから絶対に行かなきゃいけない」

と言う。

 

 

もっと一緒にいたかったのに…でもワガママ言えないよね…

とシュンとするわたし。

 

なんせインドで家族のコミュニティの繋がりは血よりも濃い。

親戚やいとこなんか関係ない。全て「自分の家族」なのだ。

 

 

 

続く