次の日、「ラフティングしようぜ!」と元気満々なプレム。

 

一旦プレムの部屋に荷物を持っていったら、

 

「こんなに荷物いらない。携帯もカメラも濡れるとヤバいから置いてって~

でもスピーカーと僕の携帯入れといて」

と。

 

 

ラフティング初めてだから全部言うこと聞いて

 

「じゃあヘアブラシとタオルだけでいっか」

 

と、小さいショルダーに必要最低限の荷物を突っ込んだ。

 

 

 

ウキウキのプレムに引っ張られ、3人でラフティングの店をまわった。

シーズンだったせいか、どこをまわってもなかなか今日すぐに出来るところが見つからない。

 

 

もともと無口なビピンがより一層ぐったりして無口になってく。汗

 

 

「2人ともここで待ってて!!」と、わたしとビピンを日陰に座らせ、プレムは一人で汗をかきながら一生懸命色んな店をまわる。

 

 

この子、本当にめちゃめちゃいい子だな…営業マンみたい

 

 

そしてプレムはついに案件…じゃなかった、ラフティングがすぐに出来る店を見つけてきた。

スタッフ達とデッカいジープに乗り込み、ラップっぽいヒンディ音楽を爆音で流しながら上流へ。

 

 

スタッフの運転のヤバさ。

道の荒さとか関係なく飛ばす飛ばす。

お尻が車のシートから何回浮いたか

 

 

上流について、スタッフ1人と、わたしたち3人と別のインド人グループ3人で一緒に一つのボートに乗り込んだ。

 

別のインド人グループには初心者が何人かいて、何度もラフティングの経験があるプレムははりきって一番前に座り、ビピンに向かって

 

 

 

「Rukminiのことは頼んだ!」

と叫んだ

 

 

 

 

ラフティングでは、途中途中でスタッフの合図に合わせて川に飛び込まされる。

ビビッたわたしを見て、またプレムがビピンに向かって

 

 

 

「Rukminiの手を握ってあげて!!!」

 

 

指示される度にその通りにするビピン。

本当にありがとう。笑

 

 

プレムはスタッフと一緒になって、他の初心者インド人たちを川からボートに引き上げたり声をかけたり、真剣な顔で手助けをしていた。

 

 

 

この半日で、わたしのプレムに対する見方はどんどん変わっていった。

 

見た目や話の内容からチャラチャラしたただのプレイボーイだと思ってたけど、

実際は周りの人に対して愛情と思いやりがあって、頼りがいのあるお兄ちゃん気質。

 

その考えに違わず、プレムは長男である。

 

 

 

川の途中で大きな岩場が集まってるところがあって、岩の上に小さな屋台や出店が集まってる。

一番大きな5メートルほどの高さの岩の上には、川に飛び込もうとする人たちで行列が出来てる。

 

 

わたしたちのグループは屋台に行って休憩を取った。

 

「ねえRukmini、マギー食べたことある?」とプレム。

 

 

マギー?人の名前じゃないのそれ?

※わからなかったらごめん(Walking Dead 参照)

 

 

「ない!食べてみたい」

 

 

照り付ける日差しから逃げるために、日陰のある大きな岩の上にプレムと座った。

当たり前のように音楽を流して、煙草を吸いながらゆっくりした時間を過ごす。

 

 

 

太陽と水と風と音楽!もう最高!

 

 

 

 

そこで屋台のおばちゃんが麺の乗った皿を渡してきた。

 

「これがマギーだよ」とプレム。

 

 

 

あ、マギーってインスタントラーメンのことだったんだ!

 

 

とここで気付いた。

 

 

 

 

食べ終わったお皿をおばちゃんに渡すと、そのお皿をフリスビーのように

 

 

ブン!!!!

 

 

と、屋台の横に流れる小さな川に投げ入れた。

 

 

え!?笑

 

 

と小さく笑っているのはわたしだけ。

わたし以外全員インド人。どうやら当たり前の光景のよう。

 

 

こういうふとした瞬間に「あ、ここそういえばインドだった」と気付く。

 

 

休憩が終わって、ボートに乗り込んで目的地へと向かう。

水に入るとめっちゃ笑顔になるビピンが可愛すぎた。

 

 

「眠い」が口癖で無口のビピンが、水に入るとまさに「水を得た魚」状態。

 

 

めちゃめちゃはしゃぎまくって遠くまで泳いでった。

※ちゃんと戻ってきました

 

 

 

続く