読書会本の紹介映画第四弾。
『EMMA. エマ』2020年公開の方を観ました。
劇場公開していないんですね。
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監督が元カメラマンだからなのかとにかく映像が美しい。
衣装も舞台も凝ってます。
場面場面の雰囲気も良く出ていました。
でも短いから、これだけで分かるの難しい。
原作を読んで、人間関係を把握してから観たのは大正解でした。
映画だけでは絶対無理でしたね・・・。
原作よりわかりやすくするためにか
エマの性格がちょっときつくなって
ナイトリーは上の立場から対等な感じに。
美人で金持ちで、善意で人の結婚に
首突っ込んでいく主人公のエマ。
大好きなハリエットのためを思ってとはいえ
恋心をけしかけては、勘違いだったの繰り返し。
途中で、いい加減勘弁してあげて頂戴!と
叫びたくなりました。
原作のハリエットは不満を口にすることは
ありませんでしたが
映画でははっきり不満を言いましたね。
ちょっとすっきりしました。
エマは作者に、作者以外好きになれそうにない
性格だと書かれたそうですが、
自分の感覚が人も同じだと信じている
心配性の父親とか、
すぐ親戚の自慢話にもっていく
エマが振った牧師の妻とか
つまんない話を延々とする近所の
ミス・ベイツとか
結構イライラする人ばっかりなので
エマだけが・・・ということはないような。
延々とつまんない話し方する女性とか
何でも強引に自分の話をする女性とか
うんざりされる女性の会話が
笑っちゃうほど身に覚えあり・・・
う、うまいわ、オースティン。
この前に作られた映画の方が
原作に近いようなので、そちらも観ようかなぁ。