『刺繍』を観劇。

 

あらすじはオフィシャルHPから。

パンフレットに書いてないので

こちらに覚書として写しておきます。

 

昭和40年代の東京
 文化人類学の教授である城戸崎裕介(中尾)は

妻・志穂(山像)娘・裕子(磯部)そして

お手伝いの寺井昌子(松岡)と平穏な日々を送っていた。

志穂の従姉弟の西岡高志(満田)とその妻・桐子(朱夏)が

裕子に持ってきた有本春生(玉木)との見合い話にも

まあまあ乗り気な城戸崎夫婦だった。
 そこに心中騒ぎを起こした作家、大門基彦(八代)が

訪ねてくる――「紹介したい男がいる」と。やってきたのは

坂幹人(三津谷)。そしてまた、導かれるようにやってくる

一人の女――澤野麻巳(奥山)。
 一つ屋根の下に集う者たちの糸が、少しずつ少しずつ

絡まり出す……。

 

家族とはどういう共同体なのかを

考えさせられる話でした。

 

八代さん目当てだったんですが

面白かったです。

 

見終わった後、友達と

ウェディングドレスでの

結婚っていつ頃からだった?とか

住み込みのお手伝いさんって

いつ頃までだっけ?とか

子どもを野球選手にしたがるのは

40年代後半かなとか

時代考証の話になってしまった滝汗

 

演出がふっこさんだから

衣装の時代考証は

ばっちりだと思うんですけど。

 

私は昭和40年代にも住み込みの

お手伝いさんがいたって本で知ったくらいで

ピンとこない話なんですが

友達はえ~いたでしょ、とのこと。

2歳しか違わないのに

この認識の違いは居住地の違いかな~。

 

書生には四葉のクローバーを

刺繍したハンカチを渡しても

お手伝いには渡さない。

そうだよねと思いつつ切ない。

 

そのハンカチを作家に奪われた時と

前のお手伝いがお焼香を上げにやって

来た時の客席の笑いは何でだか

分からなかったなぁ。

男性の笑いが多かったので

性別の違いなのか?

 

教授家族を観察することにした

孤児である書生は

同じ空間に住んで、他人には

面白くない些細なことでも

笑えるのが家族では、と定義づける。

 

そういう側面もあるよねと

思っていると

 

途中で

おにぎりを作りながら笑い合う

書生と新しいお手伝いと夫。

 

また、妻が亡くなり、娘が嫁ぎ

虎屋の羊羹で笑い合う3人。

 

これを家族と呼ぶんですよね、という

書生。

ん?と思ったら事態は展開。

 

家族にはなれず、真っ白なハンカチに

刺繍を刺すお手伝い。

 

いろいろ考えさせられました。

面白かったです。

 

私の女中のイメージはこちらの本から。

 

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タイトル
 
 

 

タイトルとイラストから

すんごい豪華な刺繍が見たくなりました。

最近読んだ本で刺繍が印象的だったのはこちら。

 

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