オンライン米粉パン講座
講師の 高田ちはる です。
そこらへんにいる主婦がパン講師になるまで
私は有名レストランやパン屋さんで働いていたことはありません。
会社勤め経験は４年間だけ
ただ小学生の頃から料理が好きでパティシエかフレンチの料理人に
なりたいと憧れていました。
普通の短大に入り
当時、将来安定と言われている銀行員になろうと短大に通いつつ
アルバイトは全て飲食店
イタリアン・中華・和食チェーン・居酒屋・ファミレスなど
働ける飲食店で掛け持ちでバイト三昧
勉強より料理の世界に入りたいが入れないのでアルバイトで満足していました。
短大の時に転機が！
短大性の夏休みは長い！
住み込みで働ける仕事でホテルのフレンチの下働きの募集が！
早速申し込みます。
早朝は５時３０分から職場で準備
夜は片付けが終わって寮に帰宅は２４時近く
中抜けの自由時間はあるものの、ほぼ１日厨房ですごします。
料理の世界での下っ端は厳しい世界。
皿洗いや下拵えの毎日、メインやソースはシェフ
肉に触れるのは副料理長７年目のシェフ
スイーツが４年目のシェフ
アルバイトは何もさわれません。
シェフより後にご飯を食べるが、シェフが食べ終わる前にコーヒーを出し
皿を片付けなければなりません。
早食い必須、座って食べれません
（アルバイトなのでそこは座らせてもらいましたw）
下っ端は賄い担当。
日々のホテルの従業員のご飯を作ります。
ソースや調理はシェフの姿を目で見て覚える。
味は流し台に運ばれたものを舐めて覚える。
そんな世界でした。
でもそんな料理の上下関係にも憧れていた私は下働きでも毎日が充実！
ここで働きたい！
この世界に入りたい！
と強く願いました。
シェフの一言で人生が変わる
ある時、辻料理学生が研修で入りました。
マイ包丁持参で いかにも料理人！という立ち振る舞い
私は１週間早く働いていましたが食材には当然さわれません。
研修なのでサラダは学生が担当、ミニトマトをバラにカットする
方法を習ってました。
この時ほど短大ではなく専門学校へ行きたかったと悔やみましたw
この研修でフレンチ希望の学生は就職が決まったりするそうです。
シェフも学生たちが社員になる可能性があるのでしっかりと
見極めます。
この時、私はアルバイトからこの世界に入ることはできないのかを
シェフに尋ねました。
シェフ：『もちろんできるよ！時間はかかるけどね』
そして・・・『このアルバイトで頑張れば下働きだけど推薦してあげるよ』と
私ここに就職できるかも！！！！！
そう思ってしまったら、銀行員になる気持ちはこれっぽっちもありませんでした。
就職失敗・・フリーターへ
2ヶ月のアルバイトを終えた私は、シェフが来年うちにこい！
という言葉を頂きルンルンでホテルを後にしました。
学生たちが夏から就職面接会に走り回っている時
私はもう就職確定（長期アルバイト扱いだけど）
だったので残りの短大生活を楽しんでいました。
１月になり、ホテルから連絡が
（就職の手続きかしら？）なんて気楽にでたら
地獄の回答が・・・・
ホテルの経営が悪化し買収され、経営者が替わり
雇用形態が変わりました。
あの時のシェフもスタッフも別のホテルにそれぞれ移動
なのであなたの就職の話はなくなりました。
そんな電話でした
１月から就職活動をするものの、決まるわけがないw
フリーターが決定されましたw
ワインにハマる
ホテル下働きの時にワインを頂きました。
素敵なお客様で飲みきれないワインをスタッフの方も一緒に飲んでくださいと
１９９５−９８年代のシャトーマルゴーです。
１級シャトー！
まず20歳そこそこの私には飲む機会もありません。
ワインすら飲んだことがありませんでした。
初めてのワインが１級シャトーのワイン。
たった一口でした。
洗い物をしながら一口いただきました。
渋い・・・・ これが感想でしたが
仕事中なので水も飲めません
口の中に広がる不思議な感覚が忘れられず、渋いのに
うまいな
と感じていたのです。
ワインと食べ物にアルバイト代を注ぎ込む日々
フリーターで飲食店で掛け持ちをしていました。
ワイン会があれば参加し、あの時飲んだワインに出会いたい！
あの味をもう一度飲みたい
そんな思いがありお金を貯めたらソムリエ協会の旅行を申し込み
一人でフランスの五大シャトー巡りをしていました。
結婚と出産
３０近くまでアルバイトをしながらワインを楽しんでいましたが、
あるきっかけで旦那と出会い結婚
そして出産しました。
子供ができてからと結婚したらお金の自由がききません。
将来も考えねばなりません。
大好きなお酒も制限されます。
働くこともできず、できることもなく、部屋で子供と二人
料理を作ることだけが楽しみでした。
たくさんの飲食店経験から
時短でできる美味しい料理という知識はたくさん持っていました
ママ友と持ち寄りパーティーを開いた時に
たくさんのママたちから
『料理を教えて欲しい』
と頼まれ、料理教室を開催しました。
料理教室はうまくいかなかった
お友達は料理ができるようになり喜び
私も嬉しい
人に料理を教えることがすごく自分にあってると感じました
よし！料理教室を始めよう！
そうして２年間 料理教室として活動しましたが
料理教室には基本的に料理が好き・料理が苦手ではない方
しか集まりませんでした。
そうです、料理ができなくて困っている人が少なかったのです。
パン教室にシフトチェンジ
私は自分自身も料理教室に通うのが好きでした。
教室を開講しつつ、リサーチとしていろんな先生の教室に通っていました。
その時に衝撃を受けたのが
タッパーでできるパン講座
私はパン作りが嫌いでした
時間はかかる、作り方がシビアで、材料も場所も道具も必要
時短料理を教えていたのは
『私がズボラーでめんどくさがりだったから！』
そんな私にぴったりな講座でした。
さらにこの講座には離乳食パンコースがあったのです。
親は子供のためなら行動する！
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