今日は自分の誕生日…土曜日か。
大好きな彼の誕生日は約1ヵ月後誕生日だ。
その日も土曜日になる。
ある日、朝早くに家を出てしまい学校に着く。
期末テスト期間の為
校庭で部活をしている者は一切いなく
下駄箱を見ないと誰がいるか不明なくらいだったが
それもまばら。
いや、自分を入れて2,3人しかいないだろうな
くらい朝早くきてしまった様だ。
静かな校内を進み階段を上り自分のクラスに行く間に見える
他のクラスのドアから覗き見える教室内には
1,2人話している姿は見えるが
廊下まで騒ぐ声でもなかった。
それは自分のクラスの前でもそうだ。むしろ、声がしない。
自分が一番最初に教室に入るのだろうと思って
ドアをガラっと開けたとたん
窓側にポツンと座っている「彼」と目が合ってしまった。
数えるほどもない数秒立ち止って自分の席に座る。
2人きりの時間が流れた。けっして話すこともなく
「彼」は黙々とテスト勉強をし、
自分はぼけーと時計を見る意味不明な時間だ。
そんな日が数日続いた。
翌日も少し期待して早めに行くと
また「彼」が先に居る。翌日も翌日も…
話さない無言の時間が流れる。
そんな時耳にした「彼」の誕生日。
自分の席は窓側の一番前カレンダーのある目の前。
昼休み自分に聞かせるようにわざと
「彼」の誕生日の日付を言いながら、どうするか
言っている女2人組みの話だ。
その時初めて知る「彼」の誕生日。
そして自分の誕生日より約1ヵ月後が
「彼」の誕生日なのだと…
自分が祝っても喜ばない
プレゼントあげても捨てるだろう
そう自分の中で決め付けている自分が居る。
本当にそうかも知れないが…
もし、また2人きりになったらあげて見よう、と
そう決めた当日の朝。
「誕生日おめでとう」小さな青い紙袋を手渡した。
彼は自分を見て吃驚していたように見える。
それもそうである。
自分から声をかけることもしないし
彼も自分に興味ない。
むしろ、避けてイジメたくらいだったのだ。
なぜ好きになったのか未だ不明なくらいなのだ。
「いらないなら放課後までに調理室の冷蔵庫に入れといて」
一方的にそう言って渡した。
自分があげたものは生もの
初プレが手作りなんて重いだろう
教室のゴミ箱に捨てられても腐って臭って仕方ない
どうせ、食べないのなら自分で食べた方が良いと
考えた結果である。
そう言った後、何もなかったように自分の席に座る。
自分が「彼」に物をあげた事、小ばかににするように
他のやつらに影口言うのかも知れない。
自分はそれを分かって勇気を振り絞り差し上げたのだ。
ーーーが、しかし
いくら時間たっても小ばかににするような話は耳にしなかったのだ
彼は誰にも言わずにいてくれたとしか思えなかった。
そして、放課後。約束の時間だ。
「さようなら」の礼まで誰も自分を小ばかにするような
おちょくる言葉なんて言わなかった
本当に何も言ってないのだろうか?
先生には「プレゼントあげたけど戻ってくるかもだし
自分で食べるから冷蔵庫に入れとく」とだけ
釘を差しといて誰にも食べさせないようにしといた。
調理室にいくまでの距離が重い。
調理室には誰もおらず肩の荷が降りた。
1人で冷蔵庫の中身を確かめられるのだ。
白いツードアの冷蔵庫の下を開けると
やはりと言って良いだろう。
今朝あげた青い袋がそこにあった。
分かっていても少し虚しく袋を取るが重さが違った。
なんだか軽い。すぐさま袋を中身を確かめたら
中に入ってるはずの手作りスイーツがなく
一切れの手紙がそこにあった
「ありがと。うまかった」
そうたった一言、そう書いてあった。
おそらく「彼」の手書きの文字。
彼は手作りスイーツをいつの間にか食べており
手紙を入れ此処にきて冷蔵庫に入れた。
そう推測するしかなかった…
この日この時この瞬間きりの幸せ時間
明日からはいつも通りの毎日が続く
それでも、この恋心はずっと隅にあるだろう
おわる
大好きな彼の誕生日は約1ヵ月後誕生日だ。
その日も土曜日になる。
ある日、朝早くに家を出てしまい学校に着く。
期末テスト期間の為
校庭で部活をしている者は一切いなく
下駄箱を見ないと誰がいるか不明なくらいだったが
それもまばら。
いや、自分を入れて2,3人しかいないだろうな
くらい朝早くきてしまった様だ。
静かな校内を進み階段を上り自分のクラスに行く間に見える
他のクラスのドアから覗き見える教室内には
1,2人話している姿は見えるが
廊下まで騒ぐ声でもなかった。
それは自分のクラスの前でもそうだ。むしろ、声がしない。
自分が一番最初に教室に入るのだろうと思って
ドアをガラっと開けたとたん
窓側にポツンと座っている「彼」と目が合ってしまった。
数えるほどもない数秒立ち止って自分の席に座る。
2人きりの時間が流れた。けっして話すこともなく
「彼」は黙々とテスト勉強をし、
自分はぼけーと時計を見る意味不明な時間だ。
そんな日が数日続いた。
翌日も少し期待して早めに行くと
また「彼」が先に居る。翌日も翌日も…
話さない無言の時間が流れる。
そんな時耳にした「彼」の誕生日。
自分の席は窓側の一番前カレンダーのある目の前。
昼休み自分に聞かせるようにわざと
「彼」の誕生日の日付を言いながら、どうするか
言っている女2人組みの話だ。
その時初めて知る「彼」の誕生日。
そして自分の誕生日より約1ヵ月後が
「彼」の誕生日なのだと…
自分が祝っても喜ばない
プレゼントあげても捨てるだろう
そう自分の中で決め付けている自分が居る。
本当にそうかも知れないが…
もし、また2人きりになったらあげて見よう、と
そう決めた当日の朝。
「誕生日おめでとう」小さな青い紙袋を手渡した。
彼は自分を見て吃驚していたように見える。
それもそうである。
自分から声をかけることもしないし
彼も自分に興味ない。
むしろ、避けてイジメたくらいだったのだ。
なぜ好きになったのか未だ不明なくらいなのだ。
「いらないなら放課後までに調理室の冷蔵庫に入れといて」
一方的にそう言って渡した。
自分があげたものは生もの
初プレが手作りなんて重いだろう
教室のゴミ箱に捨てられても腐って臭って仕方ない
どうせ、食べないのなら自分で食べた方が良いと
考えた結果である。
そう言った後、何もなかったように自分の席に座る。
自分が「彼」に物をあげた事、小ばかににするように
他のやつらに影口言うのかも知れない。
自分はそれを分かって勇気を振り絞り差し上げたのだ。
ーーーが、しかし
いくら時間たっても小ばかににするような話は耳にしなかったのだ
彼は誰にも言わずにいてくれたとしか思えなかった。
そして、放課後。約束の時間だ。
「さようなら」の礼まで誰も自分を小ばかにするような
おちょくる言葉なんて言わなかった
本当に何も言ってないのだろうか?
先生には「プレゼントあげたけど戻ってくるかもだし
自分で食べるから冷蔵庫に入れとく」とだけ
釘を差しといて誰にも食べさせないようにしといた。
調理室にいくまでの距離が重い。
調理室には誰もおらず肩の荷が降りた。
1人で冷蔵庫の中身を確かめられるのだ。
白いツードアの冷蔵庫の下を開けると
やはりと言って良いだろう。
今朝あげた青い袋がそこにあった。
分かっていても少し虚しく袋を取るが重さが違った。
なんだか軽い。すぐさま袋を中身を確かめたら
中に入ってるはずの手作りスイーツがなく
一切れの手紙がそこにあった
「ありがと。うまかった」
そうたった一言、そう書いてあった。
おそらく「彼」の手書きの文字。
彼は手作りスイーツをいつの間にか食べており
手紙を入れ此処にきて冷蔵庫に入れた。
そう推測するしかなかった…
この日この時この瞬間きりの幸せ時間
明日からはいつも通りの毎日が続く
それでも、この恋心はずっと隅にあるだろう
おわる