入学式から1ヶ月が経った頃
変な噂を耳にした
…と、いうよりも
「鈴っ!お前っ!!!」
「あ、隼~♪」
にこっと微笑む彼に
俺は無理やり引っ張り
使われていない教室へ連れて行こうとした
目線が痛い
なんたって「噂」は…
「お前、言ったのかよ!!
俺がお前にキスした事!?」
「言ってないよ?
知られちゃまずいの?」
まずいってもんじゃなくて…
俺の今後に関わるというか…
「でも、キスした事は本当だからいいじゃん。
いや~、あの時は本当びっくりしたよー
まさか隼が俺をねぇ~♪」
「…っあの時はあの時!!」
今は全然…
今の鈴の俺への態度
「お前…まんざらじゃないって感じだな
俺からのキス、気にしてないというより…」
喜んでる?
まるで好きな人からキスされた時みたいな
再会の仕方だったし…
「え?」
気まずくなるのが普通だ。
現に男と知った俺自身が気まずい。
…鈴は普通じゃないって事なのか?
「鈴もあの頃、俺の事好きだったのか?」
女として見ていた鈴を
男として接していたはずの俺を
だからーー…
「隼は…?」
俺が質問してるのに質問返しとは…
そう言いながら迫ってくる彼
「…入学式に再会するまでは、な」
運命だって信じてたさ
「うそつき。今も好きなんでしょ?」
「はっ!?何言ってー!!」
瞬時に口を塞がれた。
鈴の柔らかい唇が当たる。
長い長いキス…俺はいつまにか
目を瞑って「彼」のキスを受け入れている
そんな顔を見た鈴はパッと離し
「ほら…いやじゃないでしょ?」
「…っ!!」
「正直に言えば?隼は…俺が…」
…っ!!!
自分でも分かっていた…
言葉では拒否しても
頭では鈴の事ばかり見ていた事
鈴はそんな俺を知っていたって事
だから鈴は俺に対してまんざらじゃないって事
「好き…だ」
ボソリと言ってしまった
正直な気持ち。
俺は鈴をあの頃と同じ運命の人だと
信じて見ようと思った
つづく
変な噂を耳にした
…と、いうよりも
「鈴っ!お前っ!!!」
「あ、隼~♪」
にこっと微笑む彼に
俺は無理やり引っ張り
使われていない教室へ連れて行こうとした
目線が痛い
なんたって「噂」は…
「お前、言ったのかよ!!
俺がお前にキスした事!?」
「言ってないよ?
知られちゃまずいの?」
まずいってもんじゃなくて…
俺の今後に関わるというか…
「でも、キスした事は本当だからいいじゃん。
いや~、あの時は本当びっくりしたよー
まさか隼が俺をねぇ~♪」
「…っあの時はあの時!!」
今は全然…
今の鈴の俺への態度
「お前…まんざらじゃないって感じだな
俺からのキス、気にしてないというより…」
喜んでる?
まるで好きな人からキスされた時みたいな
再会の仕方だったし…
「え?」
気まずくなるのが普通だ。
現に男と知った俺自身が気まずい。
…鈴は普通じゃないって事なのか?
「鈴もあの頃、俺の事好きだったのか?」
女として見ていた鈴を
男として接していたはずの俺を
だからーー…
「隼は…?」
俺が質問してるのに質問返しとは…
そう言いながら迫ってくる彼
「…入学式に再会するまでは、な」
運命だって信じてたさ
「うそつき。今も好きなんでしょ?」
「はっ!?何言ってー!!」
瞬時に口を塞がれた。
鈴の柔らかい唇が当たる。
長い長いキス…俺はいつまにか
目を瞑って「彼」のキスを受け入れている
そんな顔を見た鈴はパッと離し
「ほら…いやじゃないでしょ?」
「…っ!!」
「正直に言えば?隼は…俺が…」
…っ!!!
自分でも分かっていた…
言葉では拒否しても
頭では鈴の事ばかり見ていた事
鈴はそんな俺を知っていたって事
だから鈴は俺に対してまんざらじゃないって事
「好き…だ」
ボソリと言ってしまった
正直な気持ち。
俺は鈴をあの頃と同じ運命の人だと
信じて見ようと思った
つづく