秋 笑 あき しょう
それが彼の名前
元気で、クラスに1人居るようなお馬鹿キャラで
皆の励ましになるような中学3年生。
ところがある日のこと・・・
隣の家、幼馴染の家で暮らすことになってしまった。
なぜ、隣の家なのか・・・
「しょう!母さん、決めたわ!隣の家の人と再婚するわ!」
隣の家、それは
しょうと同じ年の女の子と1つ上の兄、そして、
しょうが気づいた時にはもう
2人の母親がいなかったくらいの古い友人ともいう。
でも、彼女、鈴乃 笑 すずの えみ は
いつからか、笑わなくなってた。
「えみ・・・・。って、お隣さんってあいつのとこ!?」
「そう!鈴乃さんよ!」
「それってつまり・・・?兄弟になるってこと!?」
俺とえみが?
「いやだぁああああ!!!」
俺は幼い頃からえみが好きだった。
だから、兄弟になんか、なりたくなかった。
それが今朝の話しってんだから
俺の人生、最悪だ。
帰ってきたら、家に売却済みの張り紙があったんだ。
あきらかに俺が学校に行ってる間に
母さんがやりかしたとしか思えない。
母さんがいるのはお隣さん。
俺は急いで、お隣の家へ上がりこんだ。
「かあさーーーん!!」
家に上がり、リビングへ行くと
えみと母さんが座っていた。
「あら?おかえり。」
「おかえりじゃないよ!あれ、なんだよ!」
15年も住んだ家を売るなんて、
どういう度胸してるんだ?
いや、15年じゃない、俺が生まれる前から
住んでいたはずなのにーーー・・・
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