ケイは部屋からいきおいよく出てったきり
帰ってこない。
キルは先輩と2人きりになってしまった。
その時、セイが口を開けた。
「ギルドってさ・・・あいつの事、好きなの?」
ドキっ!!
その言葉にキルは顔を真っ赤にさせた。
好きな人いるってそう言われ、一方的な
付き合いを別れた2人。
セイはその好きな人が誰なのか知りたかった
のもある。
:・・・分かりやす・・。
「ま、いいや。あいつもあいつだし・・・・。」
そのころのケイは闇勝ビル前の塀まで逃げ込んでいた。
抱え込むように悩み、考えていた。
手に入れたいものは手に入れてきた・・・・
だけどーーー・・・・
俺の初恋は一生手に入らないもの
「・・・。」
一生手に入らない姫・・・
:家に戻れないんじゃ・・・5周年のお祝いも
誕生日のお祝いも出来ない・・・。
キルにはプレゼントないって言ったけど・・・。
ケイはそう思いながら、ポッケから
煌く青い宝石のようなモノを取り出した。
「では、おばさん。
俺、これで失礼します。」
「えぇ。」
「それでは・・。」
セイはそう言って、家を出た。
それを見届けたケイの母シズとキル。
少し間が立ち、シズは口を開けた。
「キルちゃん・・・今の人って?」
「ボクの・・・写真部の部長。・・・だった人」
おばさんは少し無言で考え、こう言った。
「・・・。ケイちゃんにうり二つね。」
!!
「何処が!?ブルーガ君の方がかっこいいもん!!」
はっ!
キルは自分が発した言葉で真っ赤になった。
でも、おばさんの言った言葉はのちのち分かるはめに
なってしまったーーー・・・・
:はうはうはう~~・・・
「ま。
と、とにかく、キルちゃん!
ケイちゃんを連れ戻しに行きなさい!」
:えっ
キルはそう言われ、そのままの格好で
家を出て、探しに出かけた。
:連れ戻せって言っても・・・・
