それから、家に帰ってテレビゲームしてると
ケイが声をかけてきた。
「な、キル、歌練しようぜ?
俺が弾くから、おまえ、歌え。」
:弾くって・・・・
ケイは自分の机にある引き出しから
電池式ロールピアノを取り出した。
それを見たキルはゲームを中断し、椅子に座る
彼をじっと見つめていた。
「MDカセット貸してもらったけど、いらないな。
俺が弾くんだし・・・。」
:キミにはバレテ欲しくなかったーーー
僕が音痴ってこと!!
:・・・歌手デビューする話きてんのになあ
まいったなあ・・・
「・・・・っ。
・・・キル、だから、指揮やりたかったわけ?」
ケイはそう言いながら、ため息を出し、
椅子を引き、立ち上がる。
「しょうがねぇな、きたえるか。たく・・・。」
:ブルーガ君、遠まわしに・・・っ
「お、オイ!キル!!」
彼女は部屋から出てってしまった。
それから、翌日。
今日は王子と仕事・・・といっても事務所に着かないと
内容教えて貰えないのが残念だ。
「姫ちゃーん、歌手デビューする話きてるんだけど。」
女社長が姫に声をかける。
その時である、王子がガッと腕を首に回す
「やるよな?」
「え?」
「俺がピアノでお前が歌うんだよ。
姫がいるとこ、王子アリだろ?」
:王子もピアノ出来るんだ・・・
ケイに似てるからこそ、それだけで、勇気が沸いてくる。
「やって、みる・・・。」
「よし、じゃ。こっち来い!」
そう言われ、王子に連れてかれたのは・・・・
:ぼ、ボイストレーニング!?
な、なんで・・・・言ってないのに、王子には分かっちゃうの?
「ほら、腹から声を出す。」
「な、なんで分かったの?音痴って?」
「さあな。自分の胸に聞いてみな。」
姫にはその意味がさっぱり分からないでいた。
「僕の世界」
特別編。まれにエロ王子(18禁)です
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