数ヶ月に1回は来てしまう席替えーーー
でも、前回の席替えから何ヶ月が経ったんだろう?
この日だけは忘れない。
この席替えが終わると、2度ともう、彼と同じ班になることは
なかったのだからーーー・・・。
本当に幸せだった。
好きな人と同じ班なだけで幸せだったんだから。
姫として仕事して、その帰り
誰かとぶつかった。
「ひゃぶっ!」
「あ、大丈夫っすか?ってたしか、ギルドっすよね?」
ぶつかったのは、茶髪の男の子。
キルはこくんとうなずいた。
でも・・・
「いつも僕にぶつかってくるような・・・」
「あ、それは・・・。」
いったん、真っ赤になったと思えば、彼は
こう告げて去って行ってしまった。
「俺、急用できたんで、帰るっす!」
:なんだぁ?
文化活動発表会が終われば、すぐに
合唱コンクールであるのだが・・・
「ピアノはケイでしょ!」
といいながら、野蛮らが勝手に決めてしまったようだ。
「じゃあ、指揮は誰だー。」
1人が手をあげる。キルもこそりと手をあげる。
:ぼ、僕も
そんな姿に遠くから見ていたケイは吃驚ドキドキ
音楽室の席順は番号順。
ケイは窓側の後付近、そして、キルはその逆の
廊下側の前の方・・・・・
キルにとっては後ろに居るケイなんて見えっこない。
「ギルド、やるの?じゃ、皆ふせろー」
先生の合図で皆は頭を伏せるのだが・・・・・
終わったあと、顔をあげると・・・・
指揮をやりたい女の子とキル。
格差がありすぎるほどだった・・・・・。
:え・・?1票入ってる?誰だ、入れたのーー!?
僕、どっちも挙げてないし!誰だよお!?
みんなの前で泣いた、うれし泣き?それとも、くやし泣き?
学校で涙を流すと、必ずじゃないけど
事務所に行くと、王子が頭を撫でてくれる。
なんで、わかっちゃうんだろう?
学校で泣いたこと・・・・
「僕の世界」
特別編。まれにエロ王子(18禁)です
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