やっぱり、何とか写真撮らなきゃでーー・・・
でも、特定の人なんか撮れないし。
キルはセイ先輩が卒業してからずっと1人ぼっち。
1人で写真部をやっているのだが、
もうすぐ文化活動発表会。
文化部のキルは人物も撮りたいのだが
・・・撮れない理由はさまざまなのだ。
そう、悩んでると、キルは階段途中の壁に張り紙を貼った。
そこへ・・・
「なに、ギルド、貼ってんの?」
バヴが話しかけてきた。
「モデル募集?」
そうバヴがキルに話しかけたとたん、
バヴにボールが当たる。
「また、あいつ!」
:え?
「手がすべってさーー」
上から聞えたのはテニスボールをポンポンと
手の上で跳ね上げている彼の姿。
「運ねぇな、帰れ、バヴ!」
「ケイ、おまえなあ!」
バウがそう言いながら、階段を下り、帰って言った。
ケイも階段を下りる。
「何、貼ってんだよ?」
:なんなの?
ケイはキルが貼っていた募集の紙を見つけた。
「あなたの撮って欲しい人を写真に収めます・・・?
しかも、隠し撮りってな、おまえ・・・これじゃあ・・・。」
:誰撮ってるか、わかんねーじゃん!?
その時、階段下から声が聞えた。
「ギルド!」
マイの声だ。
「ケイ撮ってくんない?」
「オレ!?」
「写真くれるんでしょ?」
:・・・本人の前って
それに、1度も撮ったことないのにな・・・
「じゃ、ちゃんと、撮ってよね!!」
:あ・・・
「・・・。とれば?」
:えーーー?
ケイはそう言うと、誰も居ない教室で撮影することになった
