後悔なき君の歌 14 | 闇を照らす月夜に導かれて

昼間の言葉を信じてーー
あいつ、公園で待ってるんじゃと
不安がつのる。
本当にこれじゃ、告白したって
からかってるって馬鹿にされるだけ。
俺は急いで家を出た。
商店街ーーー
ポツポツと降ってきた雨の雫を
よけるように、傘をさす人々。
そんな光景さえも
俺にとっては悲しみの助走。
走っても、走っても
彼女の姿は見えない。
全部、俺のせいだーーー
両思いなのに、言えない自分が
情けなくて、悲しみのどん底に落ちる。
ギルドーーー
やだよ、俺は…………
探しても、見つからない彼女。
日も落ち始めた頃、俺は一度
家に帰ることにした。
雨に塗れ、びしょびしょの体を
ゆっくりと歩き、
ドアを開けたーーー

