闇を照らす月夜に導かれて-後悔なき君の歌
昼間の言葉を信じてーー

あいつ、公園で待ってるんじゃと

不安がつのる。

本当にこれじゃ、告白したって

からかってるって馬鹿にされるだけ。

俺は急いで家を出た。

商店街ーーー

ポツポツと降ってきた雨の雫を

よけるように、傘をさす人々。

そんな光景さえも

俺にとっては悲しみの助走。

走っても、走っても

彼女の姿は見えない。

全部、俺のせいだーーー

両思いなのに、言えない自分が

情けなくて、悲しみのどん底に落ちる。

ギルドーーー

やだよ、俺は…………

探しても、見つからない彼女。

日も落ち始めた頃、俺は一度

家に帰ることにした。

雨に塗れ、びしょびしょの体を

ゆっくりと歩き、

ドアを開けたーーー