闇を照らす月夜に導かれて-俺の心が輝く時
初めて会った時も

彼女は白川と一緒だった。

いつでもアイツの為に動き

アイツの為になにかする。

ーーー

正直言って、それがむかついてた。

この苛立ちが意味するもんなんて

俺にはさっぱりだったけど、

「お父さんがね、正直になりなさいって」

…………

俺だって本当は

自分の気持ちに正直になった時

俺は………

オヤジに見てもらえるのだろうか。

今の自分を見てもらえるのだろうか。

「近江さんまできちゃって。」

俺の今の気持ちを大事にしたとき

あいつの声が胸の奥で響いた。

あんた、サッカー好きなんでしょ?

………だったら、俺は

俺が今出来ることをする。

「あんたって、本当にへたっぴよね」

「うるへー」

ゴールデンエイジ。

幼い頃の筋肉発達。

その頃の能力が将来性を決める。

それでも、俺はあきらめない。

見てくれる人がいるなら。

俺に注目してくれる人々がいるなら。

俺は自分と戦う。