闇を照らす月夜に導かれて-後悔なき君の歌
学校からの帰り道、

俺はふとコンビニによった。

母さん、晩飯の事、何も言わなかったし、

彼女がいる間はコンビニ弁当だろうと、

自分でそう思い込んでいた。

俺はゆっくりと選び、コンビニの袋を

もちながら、アイツが待ってるであろう、

自分の家に帰宅する。

………なんだか、自分の家って感じしないな。

「ただいま」

そういいながら、ドアを開けると、

彼女が待っていたのだ。

おかえりの一言もないけれど、

俺はまっていてくれた事にドキドキする。

でも、すぐに彼女はくるっと回って、

台所の方へ走って行ってしまった。

なんだ?

俺も急いで台所へ向かう。

台所がすぐ見えるリビングで

さきほど買ってきた、コンビニ弁当を開け、食べる。

「ギルド、お前、晩飯食べた?」

「うん」

そういいながら彼女は台所で何かを

していた。

「ああ、そっか。
俺が学校行ってる間、家に帰ってんのか。」

…………

俺がそう言ったとたん、沈黙が流れた。

ギルドはあいからわず、何かをーー

彼女の方向から何かを捨てるような

音が聞こえた。

気になって、俺は声をかけた。

「………さっきから、なにしてんの?」

彼女はあきらかに、

食べれるであろう、俺の大好物なモノばかり、

粗大ゴミのゴミ箱の中に捨ててるのが

分かった。

「お前、なに…捨てて。」

まさかーーー