闇を照らす月夜に導かれて-後悔なき君の歌

俺はあまりの驚きにドアをすぐさま閉めた。


今のってアイツだよな・・・?


頭が混乱して、ドアの前でたちつさんだ。


なんで、家にーーー・・・?


「ケイ、誰だった?」


呆れる王子様「え、いや・・・ピンポンダッシュだった。」


そう思いたかった。


「そういえば、あの子遅いわね?」


王子様「え?」


「明日から、あの人と3日間旅行に行くのよ」


怒りの王子様「は!?3日後って卒業式だぜ!?」


両親は旅行に行く間、俺は1人暮らし。


いや、俺は来年から大学生・・・・


1人暮らしの予行練習ってとこか・・・?


「その間、ケイが寂しいと思って呼んどいたの。」


怒りの王子様「さみしいだと!春からーーー・・・」


まさかーー・・・


俺は急いで、玄関へ向かった。


困った王子様「も、もしや・・・ギルドが母さんが言ってた子?」


彼女はコクリとうなずいた。


・・・・マジかよ。


「キルちゃん、遅かったじゃない、入って、入って」


母さんの手と共に慌てて彼女は靴を脱ぎ、


部屋の奥へ連れ込まれた。


困った王子様「お、オイっ」


俺の止める声も届かぬまま、彼女は奥へ行く。


・・・まいったな、今日はいいとして・・・・


明日からどうしろと・・・


明日から好きな女と2人きりだぞ!?


そんな想いなんて母さんには知らないけど・・・・。


「ケイが駄目って言ったってキルちゃんと居てもらうからね。」


・・・・・


彼女はカバンを下ろし、つったていた。


呆れる王子様「勝手にすれば・・・・」


駄目なんて言えるわけねーじゃん・・・・


しかも、こんな姿。


制服以外でスカート見たの初めてだ・・・


しかもミニスカ・・・。


俺に会えるって知っていながらのお洒落なのか・・?


俺は彼女をジロジロ見る。


ギルドはそっぽ向いてるけど・・・俺の事


まだ好きなのかな・・・?


とか思っちゃったり・・・・・。


「あ、キルちゃん、うち部屋数少ないから

ケイの所で寝てくれる?ほら、風呂入って来て」



ちょっ!母さんーーーっ!


な、なにを言って!!


俺のへ、部屋でねか、寝かせるって事は


困った王子様「俺はどーすんだ!!」


「もちろん、ケイも一緒に決まってるでしょ?」


困った王子様「母さん!!俺は・・・・その。」


好きな女と一緒は寝れるわけがーーー・・・・っ!


「なに、ケイ?」


呆れる王子様「な、なんでもない。」


俺はドキドキと心臓が止まるくらいの鼓動が止まらない。


俺だけ両思いって知ってるわけだし・・・


そんなのずるいよな。





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