ひろと
「なんだよ、せーじ?服、ひっぱんなよ」
せーじ
「・・・僕、仕事中だから言えなかったけど・・・
ひろくん、きらりちゃんばっかりかまうなんて、ひどいよ!」
ひろと
「あー、だから、あれは・・・
きらりが泳げないから、さ?」
せーじ
「手取り、足取り・・・きらりちゃんと居て、
僕、やだからね!」
ひろと
「やだって・・・仕事だし。しょうがないだろ」
せーじ
「ひろくんはしょうがないで片付けるんだ・・・。
僕はこんなにひろくんの事、好きなのに。」
ひろと
「それはそれ。これはこれ。
なあ、せーじ・・・仕事だし、多めにみてくんねぇかなあ?
明日の撮影ベッタリしていいからさ。」
せーじ
「ひろくん!心が広くなったね~。
世間公認になるようベッタリしちゃうから?」
ひろと
「なんでもしてやれ。」
せーじ
「・・・ひろくん?なんでもって・・・
なんか、いつものひろくんと違うね・・・?」
★キョロキョロ見渡す、星司。
せーじ
「!!!これ、ひろくんじゃない!!」
ひろと
「なに言ってんだよ、せーじ」
せーじ
「・・・じゃあ、キスして。」
ひろと
「おう。」
★遠くで物音が聞えた。
ひろと
「ちょーーーーっとたんま!!!」
せーじ
「あ、あれ?ひろくん?今度は本物かな?」
ひろと
「・・・本物だから、口を近づけるな、アホ」
せーじ
「ひーろくん、これなに?
もしかして僕を試したとか!?ひどいよ、ひろくん!!」
ひろと
「虹太が熱出して、途中から抜け出したんだよ・・・。
一緒に帰るまでは戻れると思ったけど・・・。
あ、これ、よく出来てるだろ?ためしに借りたんだ。どう、せーじ?」
せーじ
「ひろくんってホントブラコンだね。
僕より弟たちを取るなんて、ひどいね、ひろくん。」
ひろと
「だから・・・。」
せーじ
「しかも、この偽ひろくん、全然本物と似つかないよ?」
ひろと
「そうか?似てると思うけどな・・・。」
★宙人は偽人形をベタベタ触り調べる。
せーじ
「・・・やっぱり似てる。」
ひろと
「・・・は?」
せーじ
「ひろくん!その人形僕にちょうだい!!」
ひろと
「別にいいけど・・・。声はインプットされてねぇぞ・・?
さっきからしゃべってたのは、アイツが遠くで操作してたから
であってだなー・・・」
せーじ
「えー・・・!毎朝起きたら、
ひろくんの声聞けると思ったのに。残念だな~」
★宙人はずっこけた
せーじ
「ま、いっか。貰ってくね、ひろくん。
今度、その人に僕の人形作ってもらおう~っと。
そして、ひろくんにあげるね。」
ひろと
「誰がいるか!!!」
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