終業式。もう、1学期が終わる。
家に帰り、
キルが自分のバックからガサガサと探してると
後から声が聞えた。
:あれ・・・ない?
「すっげぇ!ほとんど1じゃん。」
その声にすぐにキルは振り向いた。
ケイが持っているのはキルの通知表。
:ああ~絶対引く!バカ姫って引く!!
そう思うと、キルは涙が出ていた。
「キル・・・?バカっ!」
バカーー・・・
その言葉にズキンと胸が痛む。
だけど、次の瞬間、ケイはキルの頭をぽんと
叩きながら、こう言ったのだ。
「何、泣いてんだよ?バカ姫って引いてんの?って
思ってるわけ?俺が引くわけないじゃん。」
ニヤリと微笑むケイ。
その言葉と表情にキルは吃驚していた。
今日から夏休み。
家には彼の姿が無い。
彼はテニス部、キルは帰宅部。
いや、キルは姫のことを思っての帰宅部。
:たぶん、部活かな・・・
キルはそう思うけど、ケイ本人は仕事中。
そうーー・・・世界的有名な芸能人王子だから。
キルが今日家に居るのは
ケイが帰ってきたら一緒にゲームをやる約束を
したからだ。
キルは待ってる間、ヒマでしょうがなかった・・・・
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