俺は別にあの女に言われたからじゃない


心のどこかでつかかっていたんだ。


サッカーというスポーツに


蓮葉の言葉に・・・



闇を照らす月夜に導かれて-俺の心が輝く時

「近江さん・・・」


「べ、別に蓮葉とやりたいからじゃないからなっ!

そこんとこ勘違いすんなよっ!?」


「くすくす、分かってますよ」


蓮葉はからかうように笑った。


その垂れ下がる狐目が


俺を見下してる感じがして、なんだか腹だった。


「・・・蓮葉っ!」


「なんです?近江さん?」


「俺のこと好きか?」


「・・・はい?」


・・・


あれ?


今、なんて言ったんだ?


「あ、いや・・・今の忘れてくれ!」


俺はそう言うと、2人きりの部室から出ようとした。


瞬間、蓮葉に腕をひっぱられ


その時、唇がなにかに触れた。


俺は何度も瞬きをした。


ゆっくりと離れ、何度も蓮葉を見る。


「・・・・は、蓮葉?」


俺は一瞬とまどったが、明らかに分かったことがある。


俺の唇にーーー・・・


キスと分かった瞬間、俺は顔を真っ赤にさせた。


「蓮葉!おまえ、な、何してんだよっ!」


「くすくす・・・近江さん、可愛いですよ。」


「あ、あのな・・・っ!」


蓮葉の言葉にさらに真っ赤にさせた。


「僕も近江さんの事、好きですよ?」


!!


俺は好きって言っちゃったんだ。


「あ、あれは!言葉のあやだ、うん!そう!」


「くす、近江さん、可愛いですよ?」


蓮葉はそれしか言わなかった。


可愛い、その言葉が発するたびに俺は


「・・・・っ!」


素直になれない自分がいる。


「近江さんは、何回可愛いって言えば

素直になってくれるんでしょうね?」


素直・・・?


こんな事なければ、蓮葉の想いなんて


知らなかったのかも知れない。


「近江さん、絶対に放しませんよ?

近江さんは僕のモノですからね?」


モノって・・・


「それってつまり・・?」




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