それから、毎日のように質問攻め
だけどキルは答えない。
だって
言っても信じない
そんな自分の心にひどく傷つくけど
キルだからしょうがない
それですませてしまう。
そんなキルの周りにはほとぼりが冷めるまで
周りにガヤが集まっていた。
あのケイの言葉でーー・・・・
ケイはというと、そんなガヤの中にポツンといる。
いや、キルの前の席だからかも知れない。
ガヤの質問がもろに聞える。
ケイは無言で耳をかたむけていたが
ルルスが話しかけてきた。
「・・・もしかして、あの先輩?」
「・・・。キスしてるところ見ちゃったんだよ。」
:だからか・・だから、笑ってねぇのか
唇がくっついてる・・・キスは見てないけど
あれは寸前。
校門の前に居たと言い付き合ってる
そう思うしか他にない。
雑誌PRINCESS。
王子と姫が所属してる事務所
そう、数人しか知らないけど王子、ケイの母が経営してる
事務所で発行してる雑誌。
最新4月号の表紙はもちろん王子と姫
:撮影のたびにドキドキするよお・・・・
王子がそっくりだもん、好きな人に
だけどーーー・・・・
王子には笑みがなかった。
「王子、なにかあった?」
王子、ケイの母シズはそんな王子に声をかける。
母は事務所に居る時だけケイを王子と呼ぶ。
「別に・・・。」
そう言うけど眉間にしわをよせていた。
それから夕方、撮影も終わり
キルは家に帰っていた。
「あ、キル。ちょうど良かった。話があるんだけど。」
キルは母親が幼い頃キルをかばい
事故死した為、父親と2人暮らしだ。
キルの母、ミレイは天然&ボケ・・・こけまくりの女
父はぶつかりまくりの怪我だらけの男
馬鹿な両親の子供である。
こんな子供が出来てしまったのである・・・・・。
「・・・?」
父、ナヤ・ギルドの話しを聞く限り
キルは何も断ることなんてなかった。
それはあっさり決まったのだ。
「僕の世界」
特別編。まれにエロ王子(18禁)です
