その日の帰りの会
ケイはキルの後にある黒板
そう、明日の予定表が書かれてるのを
見るために体をキルの方へ向ける。
いや、それだけではない・・・
:同じクラスなんだから王子って気づけ!!
:な・・・なんでそんな眼で見るの?
駄目・・・っ!そんな近くで見るな・・・っ!
駄目だ、僕ーーー・・・
胸の高まり、聞えるはずのない頭から音楽が聞えるような
現象が起きる。これが好き?これが恋?
そうーー・・いつも一緒に居た王子ではなくキルは
ケイに恋をしたのだ。
彼が王子とは知らず、キルは恋をした。
下校時間、校門の外で騒がしい声が聞える
:え?
「よ、ギルド。」
そうセイだ。セイは闇勝の制服を着ていた。
「ちょっときてくんね?」
セイはそう言いながらキルの手をつかみ
無理やり路地裏へ連れ込んだ。
「学校まで来るとは・・・。」
「・・・。」
ルルスはそう言うが、一緒に帰ってるケイは
そんなの見れなかった。
「今日、4月14日じゃん?俺の誕生日なんだよね。」
ニコニコ笑顔でそう答える。
「だ、だからさ・・・。」
セイはいきなりキルを抱きしめた。
「少しだけ・・・こうしてていい?」
初めて恋を知ったセイ。
どうやって攻めたらいいかも分からない。
だけど大切にしたい気持ちは何倍もある。
「・・・先輩、僕ーーー・・・」
:言わなきゃーー・・
そう思った瞬間、セイはばっと放れ、こう言った。
「キスしてくれるまでずっと待つから!変なこと言うなよ!
じゃ、またな。」
そう言うと、セイはキルの元から去って行った。
・・・・
:先輩・・・僕には好きな人が・・・・
「姫?」
「なんでも!」
「あーそ・・・。」
:ってアレ・・・?王子・・・ブルーガ君にそっくり・・
ドキドキ・・・好きな人に似てるなんて
胸が高まるけど
本人とは思ってなく・・・
キルのそんな思いさえ知らず、
王子はいつもよりムスっとしていた。
セイが校門前に居たことによって
同じクラスになって嬉しいはずなのに
キルの彼氏と勘違いしてる。
それがキルを傷つけることと知らず
1日は過ぎていく。
「僕の世界」
特別編。まれにエロ王子(18禁)です

