今日はセイ・ブルーグの卒業式。
そう先輩は3年生・・・。
3年生たちを校門まで見送る列を作る。
「・・・。」
サクラの目線の先にはケイの姿があった。
3年生からボタンを貰ってるみたいだ。
「貰ってもいいけど、捨てるよ?」
残酷な言葉だ。
:・・・何見てるんだろ、サクラ?
なんてキルが考えてたらナナがこう言った。
「キル!さっき先輩が呼んでたよ?
校舎裏で待ってるってさ!」
ナナにそう言われ、キルは校舎裏の方へ歩いていくと
声が聞えた。
「先輩が好きなんですっ!ネクタイ下さい!」
黒猫中はYシャツにネクタイ。
女の子にはチョッキが与えられるが
男女変わらない制服だ。
ネクタイの所に黒猫中紋章というべきな
黒い猫形バッチが付いている。
そう学ランでいう第2ボタンの役目と同じである。
:わあ・・・告白だーー・・・
「気持ちは嬉しいけど、俺・・・今から
その子にあげるつもりなんだ・・・。」
男のその言葉に彼女はキルの目の前を通り
去っていった。
:金では無く本気で好きになった相手にーー・・
:あれ?
「ってあれ!?ギルド居たの!?」
男の正体はセイのようだった。
「・・・ナナが来いって言ってた。」
「あ、あー・・噂大好きっ子ね。」
3年生のセイでも知ってるようだ。
1年の噂大好きってこナナのことを。
セイがそう言うと自分のネクタイを外し始めた。
「ギルド。これ、やる!」
キルにばっと差し出した。
:これってネクタイ?
「なんで?」
「なんでってお前・・っ!」
「????」
セイの胸の高まりが大きくなる。
ネクタイの意味も分かっていないキルは
さっぱり分からなかった。
いや、キルだから分からない。
告白されてもそう、思えない。
イジメられっこだからだ。
「僕の世界」
特別編。まれにエロ王子(18禁)です
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