毎日、毎日、俺と蓮葉は遊んだ。


蓮葉の知らないところも


俺の知らないところも


お互いがお互いを知るように


遊びまくった。


闇を照らす月夜に導かれて-俺の心が輝く時

「なあ、蓮葉、今日は何処行く?」


「そうですね・・・」


その時、ボールが転がってきた。


サッカーボールだ。


「君たち、ボール蹴ってくれない?」


遠くで声が聞える。


「・・・近江さん、あの服装シーサーペンツの

ジュニアの子ですよ?」


「ふーん・・・。」


「ふーんじゃなくて、近江さん、蹴ってあげないのですか?」


「・・・蓮葉が蹴ればいいだろ?」


俺はサッカーなんてしない。


そう決めた。


「おーい~・・・?」


「しょうがない人ですね、まったく・・・

いきますよ~・・・。」


蓮葉はボールを蹴る姿勢を取るが


向こうでも話し声が聞えるようで


「・・・あ!わるいけど、そっちの黒髪の

ヤツに蹴ってもらえないかな?」


!?


「はあ!?」


「だ、そうですよ、近江さん?

まあ、変な人たちですよね・・・・

ボール返して欲しくないのですかね?

それとも、近江さんの蹴り見て見たい子供なんでしょうか?」


俺の蹴りみてみたい?


「蓮葉!本当にそう思うか?」


「はい。」


蓮葉は笑顔で答えた。


俺は蓮葉の口車に乗せられ


ボールを蹴ることになった。


俺が蹴ったボールは待ってるジュニアたちよりも


超えていき、スピードを落としながら


グランドへ落ちた。


そのボールが落ちたとたん、歓声が上がった。


蓮葉もぽかんと近江を見ていた。


「・・・・行くぞ、蓮葉!」


「あ、はい、近江さん。」


あのスピードは中学生以上ありそうな


強力な力。


「近江さん、少しだけでもサッカーやりません?」


「やなこった。」


その体力と身体能力だけずばぬけてる近江。


「俺はサッカーを捨てたんだ。蓮葉と違ってな・・・」


蓮葉は俺と遊ぶ以外サッカークラブに行っている。


俺とやりたいだけのように見える。


俺が居たから始めたのに


ジュニア候補にあがるほどのテクをもつ。


・・・・そう、俺よりも蓮葉の方が向いてるんだ。


なのに


これは運命なのだろうかーーー・・・


中学にあがり


俺は今、サッカー部の部室に居る。


にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(純愛)へ ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 イラストブログへ

ランキングにほんブログ村 小説ブログ にほんブログ村 挿絵 ランキング


ペタしてね