そんな2人の姿を紅は遠くで見ていた。
・・・・・あいつも他の男と一緒。
忍の可愛さに惚れてるな。
紅はすぐに忍の方にかけよる。
「忍、あいつにちかづくなよ?」
「え?どうして?紅、最近変だよ?
啓は悪い人じゃないもん・・すっごく優しくていい人だよ?
今までと違うし・・・フフ。」
忍はにんまりとした笑顔で答えた。
そうやって近づいて、お前の思いに答えられるヤツなんて
・・・・
いるな。
あいつなら、ありえるかも。
「だから、ちょっと啓のところに行ってくる。
何か、変だったし・・・どうしたんだろ本当ーー・・?」
あいつの思いを分かってるのか分かってないのか・・・
「忍ーーっ」
「じゃあね、紅」
忍は・・・あの啓ってやつに会ってから変だ。
俺よりもあいつの方へ行く。
かたのりだって・・・忍はあんなに俺に甘えるか?
あの日だって保健室なんか寄らなくてもよかったのに。
一緒に居るだけで分かってないのは俺の方?
忍は分かってたのか・・・
あいつが1度失敗した抱き上げも・・・・
あいつは忍になにをしたんだろうか?