休み時間、ケイはルルスと一緒に廊下に居た。
そこへやってきたのがナナだった。
「新しい噂発見!!」
そう言いながら2人の下へかけよってくる。
「ゲッ!ナナっ!!」
「・・・・知り合いかルルス?」
「ああ・・・小学校同じクラスでさ。
こいつに聞かれた噂は全て悪魔のノートに書き残されてさ
噂広めるの早いんだよね・・・」
黒猫中は違う地区の2つの小学校が1つの中学校へ入学してる。
ナナとルルスはキルと違う小学校だったということだ。
なぜ、ルルスがキルの事を知るのかはあの噂。
同じクラスのキルと同じ小学校のヤツから聞いただけの話。
ケイもそれを知っている。
「悪魔のノートって!人聞き悪いな~」
「本当のことじゃん。」
「ま、それは置いといて・・・あのキルが姫に似てるって本当?」
:!!
「俺はしらねーけど、こいつが言ったからさ・・・。」
ケイは無言でそっぽ向く。
「・・・・。」
「ま、でも姫の大ファンである、あの先輩が言ってたし
たしかなんだろ?」
ルルスの言葉に教室にいるキルを見るナナ。
泣き虫で馬鹿でーー・・TVとは全然違うダサ姿。
「ルルス、だったら言うなよ・・・ナナに。」
:ばれたらーー・・・
「ああ・・・ギルドに群がるって?」
「それもあるけど・・・あいつが。」
:あの先輩がーー・・・
「ギルドーー!」
セイはキルを呼んでいた。
:先輩?
「あんなこと言っといてなんだけどさ・・・?
俺、闇勝学園の園長がじきじきに学園に来ないかって・・・
推薦受けちゃって・・つまり、俺は闇勝に行くことになっちゃってさ。
俺の学力じゃとても普通で入学できる所じゃねぇし・・・」
「そこって・・・姫と王子が通ってるって言う・・・噂の。」
:ナナがそう言ってた。
「あ、ああ・・でも棟が違うし・・あえねーかも。ほら、姫って・・・」
セイの言葉になんだかキルは苦い表情だった。
「おーじー。」
キルはそう言いながら王子にかけよる。
「僕って小学生ぽいの?」
「・・・・去年までそうだっただろ?」
「そうだけど・・・。」
王子がキルの学年を知ってるのはそう、聞かれたから。
:でも、ファン層は・・・
:露出しないと駄目なのかな・・・?
そして、再び学校の休み時間。
廊下でキルとサクラとナナは3人で話していた。
そんな3人を見つめていたのはケイ・・・
いや、見つめてるのはキルのことだけ。
「なあ、そんなに心配なら告れば?」
「・・・気になってるだけだ。」
「でも、他のやつと居るのいやなんだろ?」
「ヴっ・・・・」
「お前ほどの男がなんであの女なのかさっぱりだったけど・・・
でも、今なら分かるぜ?誰にも言ってねーからさ?」
:お前が王子って事ーー・・・
ケイがあの王子って事がルルスにはバレてるのだ。
ケイはキルが知らないだけで狙ってる女がいっぱいいる
もてっこ男子。天才と呼ばれるほど勉強も出来るらしく・・・・。
キルとは正反対なのである。
「え!!王子っ!?」
そう言いながらナナは2人のもとへ寄ってくる。
「地獄耳か、お前はっ!」
「だってぇ、最高のネタじゃん!」
そう言いながらナナは喜びながらノートを取り出す。
「あ、だから~・・・こいつが王子に似てるなーって
話してただけ。なーー?」
ルルスはそう言いながらケイに肩を回す。
その言葉に呆れるナナ。
「そうだよね?王子は闇勝に居るはずだよね。
こんな公立にいるわけないよねぇ。」
「・・・・。」
:そ、それはーーー・・・