俺はキルの手を握り
そんな彼女のその先と言葉が知りたくて
2次会を抜け出そうとした
「さて、家に帰ろう。」
が言葉が発してしまった
「家!?」
そう・・・家
「・・・あ。」
俺とキルが一緒に住んでるのは内緒だった。
両親が再婚して同じ部屋で中学時代を過ごし
いつもドキドキハラハラしたあの時間。
俺はそんな部屋で毎日を送っていたーーー・・・
「・・・一緒に暮らしてることバレちゃったな。」
俺は自分のベットで横たわりながらそう言った。
キルももうすぐ寝るのだろう・・
俺のベット下に居る気配がする。
でもーー・・・あれからドキドキが止まらない。
「・・・な、キル。」
起きてるのは分かってる。
結婚・・したってこれは初夜であって初夜じゃない。
いつかは出来るって俺は信じてるから
「・・・・・・・やっぱ、なんでもない。」
先輩みたいなことしたら
キルだって・・
「気になる。」
・・・・・
「・・キス以上のこと教えるって言ったら引く・・よな?」
もう2度としてくれないって分かってても
言葉がそう口すさんでしまう
「キス以上のこと・・・」
それって・・・先輩がやろうとしたこと
胸をもんで・・・あんな怖い顔で迫ってきた先輩。
でも、もしーーー
ケイ君なら・・・あの笑顔であの表情で
「やっぱ寝る!おやすみっ!!」
俺はそう言いながらふとんをかぶる。
しかし、はしごをのぼる足音が聞える。
そう、キルははしごを使いひょこっと上って来た。
「・・・・。なんだよ。」
そんなに見つめられると・・・
目のやり場に困る。俺は目を泳がせて再びふとんをかぶる。
今度は深くかぶろうとしたのだが
「おしえてっ」
その言葉に唖然として体を起こしてしまった。
「はっ!?」
「キス以上のこと教えて。
ケイ君のこと・・いっぱい、いっぱい
愛したい、愛されたい。」
それって・・・
「何かあっても。先輩のトコ行かない!」
どんなに恥ずかしくても
「・・・キル。」
僕はキミのお姫様だから。
おわり
よかったら
違うルートの僕の世界 もどうぞ♪


