俺はキルの手を握り

そんな彼女のその先と言葉が知りたくて

2次会を抜け出そうとした


笑顔の王子様「さて、家に帰ろう。」


が言葉が発してしまった


ナナ「家!?」


そう・・・家


困った王子様「・・・あ。」


俺とキルが一緒に住んでるのは内緒だった。

両親が再婚して同じ部屋で中学時代を過ごし

いつもドキドキハラハラしたあの時間。

俺はそんな部屋で毎日を送っていたーーー・・・


王子様「・・・一緒に暮らしてることバレちゃったな。」


俺は自分のベットで横たわりながらそう言った。

キルももうすぐ寝るのだろう・・

俺のベット下に居る気配がする。

でもーー・・・あれからドキドキが止まらない。


真面目な王子様「・・・な、キル。」


起きてるのは分かってる。

結婚・・したってこれは初夜であって初夜じゃない。

いつかは出来るって俺は信じてるから


呆れる王子様「・・・・・・・やっぱ、なんでもない。」


先輩みたいなことしたら

キルだって・・


照れる姫君「気になる。」


・・・・・


真面目な王子様「・・キス以上のこと教えるって言ったら引く・・よな?」


もう2度としてくれないって分かってても

言葉がそう口すさんでしまう


姫君「キス以上のこと・・・」


それって・・・先輩がやろうとしたこと

胸をもんで・・・あんな怖い顔で迫ってきた先輩。

でも、もしーーー

ケイ君なら・・・あの笑顔であの表情で


困った王子様「やっぱ寝る!おやすみっ!!」


俺はそう言いながらふとんをかぶる。

しかし、はしごをのぼる足音が聞える。

そう、キルははしごを使いひょこっと上って来た。


真面目な王子様「・・・・。なんだよ。」


そんなに見つめられると・・・

目のやり場に困る。俺は目を泳がせて再びふとんをかぶる。

今度は深くかぶろうとしたのだが


照れる姫君「おしえてっ」


その言葉に唖然として体を起こしてしまった。


困った王子様「はっ!?」


照れる姫君「キス以上のこと教えて。

ケイ君のこと・・いっぱい、いっぱい

愛したい、愛されたい。」


それって・・・


照れる姫君「何かあっても。先輩のトコ行かない!」


どんなに恥ずかしくても


照れの王子様「・・・キル。」


僕はキミのお姫様だから。






おわり

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