それから数ヵ月後、中学を卒業し・・・
今日は俺と・・・キルの結婚式。中学の同級生らをみんな呼んだ。
俺がキルのこと好きって分かったのもルルスのおかげだし・・・
でもーー・・なんで承諾したんだ?キル・・・?
「ケイちゃん、可愛い。」
・・・キルがそう言うならしかたがないけど
どうせ、いつかはーー・・
胸のドキドキが止まらない。
正装のまま廊下を歩いていたら
「あ。」
「キル?」
そこには純白のドレスを着たキルが居た。
やばい・・・可愛いーー・・・
「・・・。」
2人とも無言になる。
けど、俺はすぐに我に帰るが・・
「キル?どうした?
まさか、いまさら止めるとか?キルがそう言うなら別に・・。」
「ちがっーーちがうけど。」
けど?
「・・・・。」
僕、先輩と同じ反応してる。
姫としてあつかったあの先輩と同じーー・・変な反応してる。
「ケイ君・・かっこよくて」
「!!」
キルの言葉に吃驚して真っ赤になる。
そして、真っ赤な顔を見せたくなくて・・・ついそっぽを向く。
「な、何言ってんだよ、バカっ!
そんなの俺だって同じだし・・・キルの方が~・・・」
か、かわ・・かわかわ・・・っ
可愛い・・
「え?」
「なんでもねーーっ!!!」
神は居るのだろうか?
俺は居ると思うーー・・神の前で誓うんだ。
キルを大事にする。キルだけを見る。好きになる。
俺はそう思いながら誓いのキスをする。
そして2次会・・・・
「おめでとう王子!」
2人を祝福する声が飛び交う
「何年の声が実ったんだろうね?」
!!
「うっせーよ、バーカっ!」
ケイ君はずっとーー・・もっとはやく
あなたの思いに気づいていれば、こんな笑顔見れたのかな?
そんな事を考えてると僕は悲しい表情になる。
キルの表情にすぐに気づくケイは声をかける。
「どうした?キル?」
「え!えっと・・・そのっ!?」
あたふたするキルにナナが近寄ってきた。
「あ、もしかしてキル。
王子にぞっこんになっちゃったとか?」
なっ・・・
「ばっ!ナナ、あほか!?キルがんなことなるわけねーじゃん!」
ただ・・・先輩より俺を取ってくれただけ
先輩のこと好きなことは好きなんだよ・・・
「な、キル?」
そう言いながら俺は彼女の方へ向く。
・・・・・・
「え?」
キルは無言のまま下を向いていたのだ。
耳まで真っ赤でーー・・目もキョロキョロさせて挙動不振状態。
・・・それで分かった。
キル、本当に先輩よりも
そう思うと俺はキルを抱きしめた。
「キル、ありがと。大好き」
少し離れるとキルは俺のほうへ向き
「・・・僕もーーー・・」
キルが言いかけたとき、俺はキスをした。
唇を塞がれた彼女はその先をいえなかった。
いや、言わせないのだ。
好きなんて、そんなの言ったら理性が飛ぶ。