なんでリストからランダムに選んだお見合い写真なのに・・・

目の前に着物を着た


怒りの王子様「お嬢様でもねぇのになんでバカのキルがいるんだよ!」


着物姿可愛いしっ!!

俺は真っ赤になりながら立ち上がり、そう言った。

そう言うと、キルはあたふたした様子でこう返した。

キルがそう言いながら俺はゆっくりと座る。


照れる姫君「え・・・なんでって言われても・・・

いきなり来いって言われて・・そのまさか

ブルーガ君の父親が・・・そのっ」


キルも知らずにここに連れてこられた訳か・・・

だったら遠慮しない。

キルは俺が闇勝の息子って知ったって関係は変わらない。

ただ、俺がキルのこと好きでいるだけのこと・・・

キルは・・・・先輩のこと好きなのにお見合いって知ったら

来なかっただろうなあ・・・・俺は再び立ち上がった。


困る姫君「ブルーが君?」


王子様「この話はなかったことにしてもらう。」


姫君「え・・あう!あのっ!!親同士ならしかたかないじゃん?」


・・・・そう親同士が決めた婚約。

俺の父親もキルの父親も良いって言ってくれてる。

2人は俺の母を取り合った仲ーー・・・なのに。

キルがそう照れた顔でそういうもんだから俺はドキドキが

止まらなかった。つい、背を向けこう言った。


王子様「もう勝手にすれば!お前に振り回されてるのもうんざりだし。」


あー、もう!ちくしょう!可愛いんだよ!!

そんな顔で言われたら、降参するしかないじゃねーかっ!

あんな事があっても王子と姫の撮影は続く訳で・・・

しかし、俺は姫とセイ以外の仕事は受けない。

別の仕事をしてる。脚本やら小道具を揃える為にだ。

その疲れが出たのだろうか?


「王子寝てるよ・・・仕事頑張ってるもんね。」


姫はそんな寝てる王子をじっと見つめていた。

そこへセイがやって来た。


笑顔の先輩「姫は~・・・。」


セイがそこで見たのはキルがじっと

ケイのことを見つめていた姿だった・・・・。

目を開けたとたんじっと見つめるキルの目線に王子は真っ赤か。


怒りの王子様「・・・・・見つめんなバーかっ!

目の前にすわんなっ!ぼけっ!座るなら隣に座れ!」


照れる姫君「あわあわわっ」


ぎゃーぎゃーとわめく王子。ただの照れ隠しである。


「2人とも仲良いね。さすが婚約同士。」


スタッフのその言葉にセイは唖然とした。

2人が婚約してると言う話ーー・・

王子がYS-・・・なのは知ってる。そう、闇勝。

でも、姫が承諾するなんて・・?


ナヤ「本当にいいのか?」


シズ「いいのよ!ケイちゃんを笑顔に出来るのはキルちゃんだけ!

あの人がキルちゃんとの恋をゆるしてくれるのよ」


キルとケイの恋を一番に応援してるのは

やはり、息子のケイにぞっこんな母シズである。

今までキルとの恋を許してなかった。それはそうである。

バカでアホで・・・・何も出来ない彼女。それだけではないようだが


シズ「これはかなりのチャンスなのよ。」


しかし、キルの父ナヤは少し悩んでいた。

キルは何も言ってくれない、ケイ君に対して行動もしめさない。

セイという男ばかり目線を送っていた気がする。

キルはケイのこと何とも思ってない・・・・・

楽にこの話が進むかどうかーーー?