マイを追っていくと、そこはグアがいた。
サラが言っていた準備というのも気になるが
3人はマイが居ないままグアとの決着をするしかなかった。
「グア・・・っ!」
グアはマイと5年後のあのマイが居ない姿に気が付いたのか
くすっと笑いこう言った。
「ふふふ・・・マイは分かってるようね。
私が死ぬとマイが戻るってね!」
「え?」
グアが死ぬとマイが戻る・・・?
グアはマイの母ーー・・・
マイは自分の手で母を殺さなくてはならないのだろうか?
「リリア!そこまで推理してないよ!」
マリアはリリアに向かってそういうが、
リリアは兎の姿になっていた。
「ちょっと、なんで兎化してるのよ!」
リリアはすぐに変化した。
「グア 強い! リリア 魔力吸い取られた 失格!」
リリアがそう言うと、グアの後にある謎の装置から
聞いたことのある泣き声が聞えた。
「ひっく・・。」
マイだ。
マイは泣きながらカイのもとへ歩いていく。
「マイ・・・!」
マイの後ろから怪我をした、サラが後からやってきた。
ボロボロに彼女は傷ついていた。
「グア・・・この子、どうなってるんです・・・・か」
本当に私の分身?
いくら、耳がなくてもコレはあんまりだわ!
「魔力が少なすぎて力が制御できません!」
サラはグアの後にある装置でなんとかマイ自身を
取り込もうとしていたらしいが失敗に終わったみたいだ。
「だって・・・カイと最後だもん。
一緒に居たいよ、コスプレねぇちゃん・・・・」
マイ・・・・・
「俺、カイと居ると負ける気しないんだよな。
それに・・・・俺が消えても、俺・・・カイのこと好きでいられる
気がするんだ。」
「それって・・・。」
サラがそう言うと、カイがサラに向かって歩き、
肩に手をあて、こう言った。
「サラ・・・いや、マイ。その気持ちも未来・・・あんたになっても
忘れないよな?絶対にーー・・・。」
忘れて欲しくない・・・今までマイとしてきた事
あんなことやこんなこと今まで一緒に解決してきた
事件の日々をーーー
「カイ・・・。」
なんだか、君に滅ぼされてもよくなってきたような・・・
私、あなたのマイと出会ってからズキズキしてた。
ううん、それはドキドキだったんだ。
私は5年たった今でもカイのことがーーー・・・
「おい、何を考えてるのだ。」
そこへ悪いマイも出てきた。
これで3人のマイがそろったーー・・・
「ふん、まあいい・・・。カイが俺らマイと居るのは
絶対の運命だったんだからな・・・。
助けて欲しいならカイ、お前の天の力見せてみろ。」
悪いマイがそう言うと、巨大な魔方陣が床に広がる
「カイ・・・これはっ!!
あなた、完成させてたのっ?!グア・・・なんとかしてよっ!
こんな魔法、私には制御出来ないわ!」
マイよりも魔力のあるサラさえも悪いマイの魔法には
タジタジのようでした。
「--・・・これはカイがやらなきゃいけない試練なんだ。」
「僕が?」
カイは悪いマイが唱えようとしてる魔法に立ち向かおうと
するが、マイは嫌な予感がして堪らなかった。
「カイ・・・行くなっ!」
「マイ、ありがとう。でも、僕がやらなきゃ・・・
僕が止めなきゃーーー・・・」
カイはにこっと笑ってそう言い
巨大な魔方陣の中へ入っていく。
「カイーーーー!!」
マイとカイの運命の歯車は止まろうとしていた。
カイは煙に消え、何が起こってるさえ分からなかった。