そう、今日から修学旅行。
しかも、2泊3日なのです・・・・
仕事よりも学校行事が優先らしい・・・
社長はやっぱり、王子に甘いな・・
「あうあう。」
1つ心残りなのが、その修学旅行に王子と姫が一緒と
いうことだよなーー・・・
「・・・なんだよ、プルート?」
プルートはセイと同じ芸能化2年同じクラスである。
「歌練習しに行こうよ?」
「あ、ああ・・。」
何も起きなきゃ・・・いいけど。
セイの心配をよそに、そのころバスの中では
「つーか!てめぇなんで、そこ座ってんだよ!」
教室の席といい、アラタのやろー!
アラタはキルの隣に座っていた。
ケイはその後ろでギャーギャーわめくのだ。
「すわったもんがちだよっ」
「そこは俺の指定席だっ!」
「・・・。」
「いつ決まったんだって。」
アラタは体をケイの居る後ろに向けそう言った。
「つ、次からは俺が隣だ!」
「・・・ギルドの言い分も聞かないと。」
キルはさっきから無言でしたが、アラタの言葉に
ケイも我に返り、にやつきが止まらないまま、こう言った
「キルは・・・誰と隣がいい!?」
ケイのその言葉にアラタもキルに顔を向ける。
「・・・。ちゃんと座ったら?」
正論である。
ケイは立ちながら、キルの背もたれに掴み
アラタは変な座り方をしている。
すると、2人はおとなしく座ったのだ。
「・・・うん。」
「ん、だよっ!」
ようは、誰でもいいってことなのかよっ!
修学旅行先は奈良である。
キルもケイも姫と王子の姿。眼鏡なんてつけてません。
「ついたーっ!」
キルのとこにはナナ、アラタ、バヴがいた。
俺はいつも通りにルルスと・・・って!
「・・・な、なんだよアレ。なんで、バヴとアラタが一緒に!?
バヴ、違うクラスだろ・・・!!」
「さあ・・。」
「俺はキルといきてーのにー!」
ボソボソと壁うち際にケイは言うが、そんな言葉さえも
友達思いのルルスは見てるだけで辛くなる。
ケイ・・・お前を見てると悲しいぜ。
恋としらねーのが痛々しい・・・
「なあ。ケイ・・・明日の自由行動さ
姫とナナのペアと一緒に行かないか?」
「おっ!ルルスそれ、俺も乗るぜ。」
だよな。
断るはずないもんな。
この修学旅行で恋って知ればいいんだが・・・?