それから数日後。社長・・・俺の母が最悪なことを言い出した。

そう・・・K&RでCDを出すということだ・・・。

キルはその言葉にセイに対して嬉しく笑顔で答える


嬉しい姫君「やったね、セイ君!デビューシングルだって!」


笑顔の先輩「ありがと、姫。」


恋する姫君「にゃーにゃ~」


姫は先輩に頭を撫でられた。

・・・俺はそんなキルの嬉しい顔を見て、イラッときてしまい

つい、怒鳴るような口調でこう言った


怒りの王子様「俺、嫌だよっ!こんな奴と歌うの!!」


シズ「ケイちゃん、おねがい。

K&Sでやってるんだから・・・・ね?」


大体俺・・・キルとしか歌ってないし。

そう思いながらキルをじっと見つめる。

すると、姫は何を思ったのか、自分のほっぺを触りまくる


困った先輩「なにやってんの?姫?」


姫君「ブルーガ君が僕のこと見てる。何かついてるのかな?」


笑顔の先輩「さ・・さあ?」


真面目な王子様「・・・・その曲、発表するのいつだよ?」


シズ「約2週間後のキルちゃんの誕生日コンサートで。」


俺はすぐに反応した。

キルの誕生日をもりあげる曲なら断る理由なんてなかった


照れの王子様「じゃあ、やる。」


セイ先輩「じゃあって・・・王子。」


横から聞える先輩の声に気づき、俺はギロリと睨み

こう言った


怒りの王子様「言っとくけど俺の邪魔はしないでよ、せ・ん・ぱ・い?」


王子の表情と怒ったような声に先輩はビクリと

後ずさりさせるような動きをとった。

セイは分かってるけど、キルは分かっていない。

怒鳴る声に表情。


困る姫君「ブルーガ君、なんでそうセイ君に当たるのぉ?」


怒りの王子様「フン!知るか!!」


自分の胸に聞けっ!って言いたいけど

自分でも分からないーーー・・


困る姫君「気にしないでね、セイ君。いつものことだし。」


笑顔の先輩「別に気にしてないよ。分かってるし、そのくらいは。」


ルルスが言ってた。

先輩と組むなんてさ・・・

あいつと組むのが嫌・・・俺は・・・・俺は・・・


困った王子様「・・・・・・。」


キルは俺の前じゃ笑顔になってくれないのに

先輩の前では笑顔にすぐになるんだ。

気になって仕方がなくて、追いかけた

あの時、あの日見た、笑顔の彼女になるんだ・・・

だから・・・キルがアイツといるのが腹が立つんだ!


困る姫君「もー中学入ってから、怒りぽくて。」


笑顔の先輩「そうなんだ。」


セイは察していた。

自分のせだって・・・そんなの分かってる。

それでも、姫はキルはセイが好き。

ケイだって、そんなの分かってる。

もし・・・彼が自分の気持ちを知ったらどうなってしまうのだろう?

好きなのに、諦める?一緒に住んでるのに見ることしか出来ない?

王子はどう対応するのだろうかーー?