天使の王子は俺、ケイ・ブルーガ

悪魔の天使は先輩、セイ・ブルーグ

いきなりキルが手を上げ、こう言った。


嬉しい姫君「はい、はーい!」


シズ「なにかな?キルちゃん」


困った顔でキルは先輩にこう言った


恋する姫君「僕、思うんだけど・・天使はセイ君だよ」


その言葉に先輩はドキとなる

もちろん、その言葉に笑顔で返す


笑顔の先輩「お?ありがと姫」


もちろん俺はそんな笑顔で言えるわけもなく

俺はキルにこう言った


怒りの王子様「そんなの!好きだからそーしてぇんだろ!!?」


お前は分かってない!

本当の悪魔を・・・先輩は悪魔なんだ。

お金で女を抱く・・・キルもそうやって奪うんだ!

俺の言葉にすぐに真っ赤になってキルはこう言った


照れる姫君「ち、ちがうもん!天使はやっぱり笑顔だもん!」


笑顔

笑顔という言葉が心に突き刺さり、言い返すことも出来なかった


シズ「たしかにそうねー・・。」


嬉しい姫君「ね?」


セイ先輩「笑顔かあ・・・。」


言い返すことが出来ないのは・・・

笑顔の意味が分かったのに・・・なんで笑えないんだろう

心配してカイはぐいっと顔を引っ張ってるケイに声をかけた


カイ「あれ?なにやってるの?」


ケイは顔を引っ張って無理やり笑顔を作ろうとしていたのだ。

でも・・・そんなの笑顔じゃないって分かってても出来なかった


王子様「笑顔・・・最近わらってねーなって・・・思って。」


ボソリとケイが言った言葉はきちってキルにも聞えていた。

キルはその言葉に疑問をもたらしていた。

昔の王子と一緒・・・笑顔が消えてる・・・


困った先輩「ま、コンビもいっか・・。」


姫の王子はーーー・・


姫君「んー?」


セイの言葉にケイのボソリと言った言葉は消え去った。

がに見えた。


笑顔の先輩「プライベートだけじゃなく仕事も俺の隣にいてくれるかも

知れないじゃん?今までずっと王子だったし?」


姫君「うん・・。」


ずっと王子だったーー・・

その言葉が再び王子とやってきた仕事を思い出してしまった。

たとえ目を合わせてくれるようになったとしても

姫と共演するの辞めるって言っていた彼ーー・・・・

姫にさせてくれたのも、こうやってセイ君と仕事出来るのも

王子のおかげなのにーー・・・

そう思うと彼女はいつもと同じ、悲しい顔になっていた


セイ先輩「・・・姫?」


シズ「まずはセイ君のピン写真撮ろうか?」


社長の言葉に気づくが、悲しい顔の彼女の顔がはなれなかった。

しかも姫はいつもよりも壁にぶつかりまくってるのだ。


笑顔の先輩「あ、はい。」


セイの写真風景はキルにドキドキを与えてくれた。

終わったときには姫の姿がなかったが

さっきの顔も気になってるセイは心配でしかたがなかった


セイ先輩「そういえば・・・。」


そこへ遠くからセイのもとへ走ってくる姫がいた。

姫はカメラを所持していた。

そう、姫もセイを撮りたくてカメラを取りに行っていたのだ


恋する姫君「僕もセイ君とりたーい!」


その言葉にセイはドキっとなる。

笑顔でそういう彼女にさきほどの悲しい顔はなかった。

気のせいだろうとセイはその時そう、思った。

いつもよりも笑顔でカメラに収まっていた。

それは姫が撮ってる・・・それだけのこと


「わ。さっきと輝きがちげぇ!」


スタッフはそういいながら姫とセイの空間に入り込めないでいた。

彼女と彼氏ーー・・・そんな空間だった。

輝きが違うのは王子と一緒・・・

姫のおかげで笑顔になっていたのだ。