王子を再開しても心のもやもやが取れなかった。

自分でもよく分からない環境だ。


シズ「今日はセイ君の写真を撮るわよ。」


母は先輩にそう言った。

先輩はぶがぶかとお辞儀をしてこう言った


笑顔の先輩「よろしくおねがいします。」


そんな姿を見た俺はなんか変な気分に

おちいった


王子様「いくら芸能科で勉強したって無理だろ?」


そんな俺の言葉にキルはすぐに反応した。

先輩の悪口を言ってるのが気にくわないのだろう

そのぐらい俺でも分かる。


困る姫君「ブルーガ君、セイ君といるとやっぱ、変だよ~」


まだ俺のことを名前で呼ぶ気はないらしい

そのことにイラっときてしまったのだろうか?

フンっとキルが居る逆の方を向き、こう言った


怒りの王子様「気のせいだ!」


困る姫君「え~?」


キルは俺の言葉にいつもの「?」な顔を浮かべ

じっと見つめるのだ。


セイ先輩「ところで、社長さん?これってーー・・。」


セイがそう言いながら俺らに背中を見せる。

背中には羽根の模様があった。

それは王子の衣装と一緒だが、色違いだったのだ。


シズ「ケイちゃんとコンビでやって欲しいのよ」


母の言葉に驚愕した。

天使の王子と、悪魔の王子。

コンビなんて先輩となんて出来るはずがない。


怒りの王子様「ふざけんなつーの!!」


シズ「あ、あの人が言ってきたのよ。」


ーーー・・・あいつが?

なんで?なんで・・・だよ!!


怒りの王子様「ちっ!」


困る姫君「あの人?」


シズ「学園の院長がね?」


セイ先輩「・・・そうなんだ。」


学園の院長ーー・・・

そう、闇勝学園の院長・・・大企業闇勝が経営する学園・・・

つまり・・・俺の父親ヤミ・ブルーガ。

なんてのは姫も先輩も誰も知らないことだけどーー・・・

あいつは何を考えてるか分からない・・・