クールな君が好き。
遠くでしか見ることが出来なかったキミ・・・

だけど、今は魂だけお化けだけど
僕は信じる 君と過ごした、この時間
ーーー・・・忘れないこの気持ち。


第6章
 「君の声と共に」


「そう、聞えちゃったか・・。でも・・本当のことだし・・」

鬼姫は照れながらそう答えた。
・・・

「あ。今のなし!聞くんだったらちゃんと、体の中に
入った時にしよ!だから、いまのはなし!」

「南・・・気まずくなるからか?」

・・・だってだって、それは

「う、うん。だから、聞かない。ここにいる理由。」

僕のその言葉に鬼姫はドキっとなった
そう、鬼姫がなぜ南都の所に帰ってきてしまったのは

「いいのか?」

「うん・・。」

南都が好きだから・・・
南都と居たいから・・・・・・

「でも・・・お前が望むなら今帰ってもいいんだぞ?」

それって

「鬼姫から言うって事?」

男の僕のほうからじゃなくて・・?
女の君からいうの?
ーーー・・・なんか、僕のプライドが許さない気がする

「・・・駄目?」

「--・・・別にいいけど。」

鬼姫がそんな笑顔で言うもんだから
僕は拒否することが出来なかった。
僕がそう言うと、彼女はふたたび、ニコっと笑みをうかべ
天井へ舞い上がって消えた

「・・・鬼姫?」

まさか・・帰ったんじゃ・・?
鬼姫はそんなに僕に言いたいのかな?