ほんねのにっき


僕は日記を書いている。

大好きな彼に対しての日記ー・・

告白というべきだろうか・・?

彼のことばかり書いてあるの


しかし、今日、その日記がなくなってるのです。

たしかに机の中に入れたはずなのに・・・?

絶対後ろの席の野蛮たちが取ったしか考えられないのです。

僕の気持ち・・・読まれたら分かってしまう・・・

彼への気持ちーー・・・

本当、今日はついてないな。


そう思いながら下校時間。

下駄箱に向かう途中、誰かが僕を呼んだ。


王子様「ギルド。」
闇を照らす月夜に導かれて-待っていた彼

・・・・呼んだのは彼だった。

え?なんでブルーガ君が待ってるの?

ってか、なんで先に帰ったんじゃーー?

そんなコトが頭の中によぎる。

彼は下駄箱によりかかりながら

手に持ってるなにかを僕に見せ、こう言った。


王子様「あのさ、これなーんだ。」


彼が見せたのは僕が書いていた

マル秘ノート。そう、彼のことばかり書いてるノートだ。

僕はつかさず、ノートを奪い返した。


びっくり王子様「・・・っ!せっかく俺が返しに来たのに

乱暴に取るなよ。」


よかった・・また、ブルーガ君のこと書ける


照れの王子様「なあ・・そんなに読まれたくねーの?

けど、俺・・・読んだし、その日記?

俺のことばっかだったよな。」


嘘・・・読まれていたなんて・・・

彼はそう言って、黙ってしまう。

僕も黙る。

しかし、数秒たったのだろうか?

帰る途中の僕にはこの黙りはきつい。

さっさと帰りたいものだ。

僕はそう思いながら、クルっと方向転換すると

彼が声をかけた


困った王子様「待って」


僕はその言葉に反応し、また彼の方へ向く


王子様「俺になんか・・言うことないわけ?」


え・・・

あるわけないだろ!?そう思いながら

僕は首をおもっきり振りまくる


困った王子様「お前の気持ち分かってんだぞ。それでもねーわけ!え!?」


そんなに怒鳴っていうなんて・・・

書くなってことなのかな・・?


王子様「俺は・・・紙に書いた妄想の話じゃなくて

なんていうか・・・・」


ブルーガ君、なにが言いたいの?


真面目な王子様「お前の口から聞きたいんだ。」


え・・なんでーー!?

彼の言葉に僕は顔を真っ赤にさせる。

しかし、そう思いながら、僕の口は開く


照れる姫君「僕は・・君がーー・・」


最後まで言う前に彼が僕の口を

手でふさいでしまった。


困った王子様「やめた。分かってること言わせてもね」


そう言ってふさいだ手を放す

なにそれ・・自分で言っといてふさぐなんて・・・


呆れる王子様「・・・・それ以上言うと、止まらなくなるしね。」


止まらなくなる?なんで・・?

どうして・・?


王子様「帰ろう」


彼はそう言うと、自分の下駄箱へ

答えてくれたっていいのに・・・そしたら、僕

あきらめがつくよ

僕が一言言えば・・君は答えてくれますか?

ーーー・・・僕は


照れる姫君「僕は君が好きです!」


心のドキドキが止まらないけど

僕はそう叫び、告白した


照れる姫君「こ、答えてください・・。」


僕がそう言うと、彼はこう言いながら

僕の方へ振り向きーー


真面目な王子様「お前・・言ったろ?止まらなくなるって。」


キスをしてきた。


照れる姫君「・・・き、キスの意味が分かりません!」


困った王子様「アホらし・・・。なんかソンした気分。

なんで、こんなアホで馬鹿なやつ好きになったんだ、俺?」


照れる姫君「え?」


ええええええ!?


照れる姫君「す、好き!?」


彼はニヤニヤした顔で僕に近づいてきた。


照れの王子様「ギルド、本物の方がすごいってとこ見せてやるよ。

言ったろ?もう、止められないってさ?」



おわり

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