クールな君が好き。
第4章
遠くでしか見ることが出来なかったキミ・・・
だけど、今は魂だけお化けだけど
僕は信じる 君と過ごした、この時間
ーーー・・・忘れないこの気持ち。
第4章
「君への想い」
やっぱり、鬼姫照れてたよな・・・
南都が着替え途中、いつものように彼女は
後ろを向いている。
僕はそこへボソリと
「・・・鬼姫が笑うと。」
そう言うと、彼女は僕から離れ
「やめろって・・・近くで言うの・・・。」
彼女は真っ赤にしてそう言った。
・・・彼女は僕に対して照れれる・・・・?
嬉しい・・・なんだか嬉しいな
少しでも僕のこと意識してるんだ・・
そう、思うと僕は笑顔で笑っていた
「なんで、笑ってんの?こっちは怒ってんのに。」
「ううん、なんでも。」
この記憶、この時間。
忘れたってかまわない。
今の記憶、この時間、彼女は僕のモノ
「・・・・・あのなー。」
彼女はそういいながらため息をした。
「なに?」
「ずるいってそのギャップ。
学校のお前と家のお前、全然違うんだもんよ。
南と過ごして1ヶ月になるけど。
お前っておしゃべりだったんだな・・・。」
え・・・
「じゃあ、鬼姫!
僕の印象変わったのか?」
南都がそう言うと、鬼姫は
顔を真っ赤にしてこう言った。
「・・・・・・。
まあ、戻る前ーーお前から。」
え・・・それってまさかー・・
僕は聞きたくなくて、
「わーわーわー!」
と何度も叫んだ。
すると、1階にいる母の声が
うるさいわよ。と2階へ声が聞える。
その母の声で叫びはやめたものの・・・
「なあ・・ちゃんと、最後まで聞けよ。」
いや・・だって
思い出したくないコト思い出しちゃったんだもん
「聞きたくないわけ?」
彼女はそう言いながら、僕のほうへ近づいてくる。
「・・き、聞きたい。けど、その言葉、その仕草
覚えてるのは僕だけーー・・・じゃん?」
「南、俺の話。聞けば分かるって・・」
「え?」
「だから、体は覚えてなくても、想いは覚えてんだって。
荒田のことだって、そう・・だった。」
・・・・・
想いは覚えてるってーー・・?
その言葉に胸がドキんとなる。
「まさか・・僕に話しかけてきたのは・・?もしかして・・。」
終業式、僕に話しかけてきたのは・・・
もしかしてーー・・
僕がそう最後まで言う前に、彼女は
さっきの僕みたいに叫んだ。
「鬼姫・・?」
この先の言葉を聞きたくない感じである。
まるでー・・僕に恋
「が・・・僕に、なわけないよね?」
してるはずないよ。
僕がそう言うと、彼女は叫ぶのを止めてしまった
「ううん・・。そんな気まずい空気いらない
だったら、言わない方がいいーー・・。」