それから数日後
僕はまた何もしてないのにしかられは、イジメられる、
死んだ方がマシって思う毎日。
生きてる価値なんてない女・・・・
だから僕はーー・・・
僕の席の前に座ってるブルーガ君から僕へ
プリントが回る・・・
彼は見てしまったのだ。
僕が手首をカッターで切ってるトコロを・・
「・・・あのさ。」
僕は声をかけられた瞬間、手首を隠した
「なに手首・・・切ってんだ?」
「僕生きてても無駄だし・・・。」
これがせいいっぱいの僕の心の状況だった
「なんで?生きてたらいいことあるぜ?」
彼はそういうけど・・いいことなんてあるわけがない
精神的に耐えられない
君達には分からない、分かり合えない・・・
友達だってすぐに裏切るんだ
だから僕は1匹狼ーー・・・
いじめられたって誰も助けもしない・・僕が弱いから
僕はベランダに出てそう考え事をしていた。
もし・・・ここから落ちたら・・・
好きな人を見つめるだけの生活
卒業したら価値なんてなくなる・・・・
もっと体を傷つけなきゃーー・・・
「さーて、どう切ろうかな・・・」
その言葉にけわしい顔でケイが家庭科室へやってきた
「お前っマジで死ぬ気なのか!?」
僕は包丁をもっていたのだ
「そんなことやめろ!包丁わたせ!」
え・・
「やだ・・ケーキ、切るから・・・。」
僕のその言葉に彼は深くため息をした
「紛らわしいことすんなよ・・・
今日はケーキなのかよ・・・っ」
え・・
もしかして心配ーー・・・
「・・・それ、俺も食べていい?」
え・・あっ食べに来たの?
たまにだけどいいこと・・あるよね?
って思ったのは一瞬の出来事だった・・・・
僕はうぬぼれていた。生きてる価値なんてーー・・
「さてと、帰るかなーー・・ん?」
放課後の教室。
自分の席に居座ってる僕と立ち上がり
帰ろうとするケイ。
僕はまたカッターを取り出していた
「何?また切るのか?」
「べ、別にいいじゃないか!
皆が早く死ねって言ってるんだ・・・・
僕は生きてる価値なんてー・・・」
僕の言葉に少し黙っていたが
彼はこう言って、僕のほうを向きながら自分の席に座り
僕のほうを見つめた
「じゃあさ・・・お前。俺のために生きてくんない?
そしたら、生きてる意味あるじゃんか?」
え・・・
どういうーー・・・
考える間の無く、真っ赤になった彼は
僕のほうに顔を近づけ、僕の唇に彼の唇がふれた
「こういうことだよ。駄目か?」
え・・これってその・・・えっと・・・
す、好きってこと?!
そこへなかなか来ない彼のもとに取り巻きたちがやってきた
「ケイ、何が駄目だって?2人きりで何話してたの?
はやく帰ろうよー。」
ケイは僕と取り巻きたちを少し、見て。
がたっと立ち上がり
「分かった、帰るよ・・・」
でも・・・今、ここで逃してしまったら
このキスも全部・・・彼の勇気。あとは僕がーー・・・
僕も立ち上がり、勇気を振り絞った
「あの・・・君のために生きたいです!」
すると、彼はみんなの前で僕にまたキスをした。
「ほら・・生きてればいいことあったろ?」
おわり


